Real Calcio

35年間サッカーマンです。 サッカーへの感謝還元として、サッカーから学んだことを少しず…

Real Calcio

35年間サッカーマンです。 サッカーへの感謝還元として、サッカーから学んだことを少しずつリリースさせていただき、育成から選手の現役世代、引退後のセカンドキャリア、指導者や運営者、保護者サポーターなどいろんな角度からサッカーに関わる方々に有益な情報を発信していければと思ってます。

最近の記事

成功体験の積み重ねに勝るものなし

何か大きなイベントで成功をすれば、実績になり自信にもつながります。 大きな成功体験は、経験値を大きく飛躍させるけれど、そんなに機会が訪れるわけではありません。 そこで、おすすめするのが、小さな事でも構わないので、持続的な成功体験の積み重ねです。 例えば、「腕立て、腹筋、背筋を10回を毎日するとか」とか、「毎日ラジオ体操をする」とかでも良いです。 さらに贅沢を言えば、体調不良などの時でもできる事ならばなお良いので、例えば「家に帰ってきたら靴を綺麗に並べる」とかもおすすめで

    • 未来のJリーガーになるために

      私は、育成年代の指導で、Jリーガーになりたいのであれば、日々のやるべき事を全てすればなれると伝えてます。 モチベーションを上げるためとかの精神論ではなく、今のJリーグはそれが叶うレベルと思っています。 10年後はどうかわからないけれど、今のJリーガーには、身体能力とか天性の能力などいわゆるギフトがない選手がたくさんいます。 当然、誰でもなれるということではなく、Jリーガーになる事を真剣に目指し、“適した“取り組みをすることで達成できるということです。 それは、多分、“

      • 仕送り練習生

        イタリアでビザが切れかかった頃、練習生としてイタリアに残るという選択肢もあったんです。 その頃はEUもない時代で、イタリアではビザの発行が厳しくて、簡単にワーキングビザを取得できなかったと記憶してます。 提示された練習生の説明では、試合前日の練習には参加できないので、試合に出る事(練習生からの昇格)はない。 外国人枠を“日本人“に使う事は無いという事でした。 ワーキングビザが発行されないので、イタリアでバイトはできない。 日本からの仕送りを受けることができるのであれば、

        • ミス

          ミスを繰り返して成長していく ミスは、成功へのプロセスを解析するために重要な要素です。 成功は想定通りのアクションで誰にでもわかることだからです。 しかし、今の指導(コーチング)では、選手は”ベスト”ではなく”ミスをしない”プレーをするようになってしまっています。 育成年代への指導でも、一番気をつけないといけないのが、この“ミスに対するケア“だと考えます。 もっとも、10歳頃までは“善悪の区別“がつかないと言われてますので、“ミス=悪“という前提でアプローチしても効果

        成功体験の積み重ねに勝るものなし

          セカンドキャリア

          プロサッカー選手や、それに至らなくともサッカーでチャレンジする者にとって、セカンドキャリアが充実することは、良いことだと考えます。 良い人材が志半ばでリタイヤすることを減らすことができるし、そのセカンドキャリアがサッカーにかかわることで、その経験をサッカーに還元することができると考えます。 フットサルやビーチサッカーへ種目変えをすることもできるけれど、身体的な限界もあるので、さらに次のキャリアが必要となります。 一番シンプルなのは指導者ですかね。 指導者として、次世代

          セカンドキャリア

          結果にこだわる

          育成年代の指導者の中には「勝敗にはこだわらない…」などと言っている人がいますが、少し違って”今は”勝敗にこだわらなくても良いということであって、決して勝敗にはこだわらなくても良いということではありません。 サッカーが競技である以上、第三者に評価される結果は”勝利”です。 選手はチームとして”勝つために”たくさんの努力をするのです。 ”負けてよい”試合はないのです。 ”上達する”ことにスポットライトを当てて、”勝利”より”目的(内容)”を優先する試合があるということです

          結果にこだわる

          運動神経

          その分野の有識者ではないのだけれど、運動神経って神経って言うくらいなので“脳の使い方“なのではないかと勝手に思ってます。 良いアクションは、複数のキーファクターをベストな状態で組み合わせることで成立します。 まずキーファクターを洗い出し、次にアクションに移ります。 キーファクターを洗い出すスピード、アクションを実行するための指示ともに”脳”の機能が重要であると思います。 キックを例に挙げると、下に挙げるようなキーファクターがあります。 a. アプローチ b. 立ち足の位

          文句なのか主張なのか?

          JリーグでもW杯でも、選手が審判にアピールしているシーンを見ることがあります。 それの真似をしているのかは分からないけれど、アマチュアや学生でも審判に抗議をしています。 基本的に審判への“異議“はNGであるけれど、審判は説明義務を負っているので“質問“はOKだと認識しています。 選手達は、命をかけて戦っているのだから、審判もジャッジ一つにこだわるのは当然です。 ただ、ルールとして“異議“は、警告の対象行為とされているので、ダメなものはダメです。 しかし、“異議“か“

          文句なのか主張なのか?

          私の指導は有料です。

          私は指導の依頼をいただいた際、ボランティアではないことを伝えます。 ボランティアだからと言い訳をして、勉強もせずに、偉そうにしている指導者になりたくないからです。 「本職があるから勉強する時間は無い」のであれば、できることは指導ではなく応援ですね。 少年指導では、その子どもの将来がかかってます。 指導者がボランティア(無償)だとしても、子どもは将来をかけて取り組んでいるのです。 最初は、人間形成を目的として活動をしていたけれど、職業サッカー選手を目指すようになるかもし

          私の指導は有料です。

          それをすれば絶対に勝てますか?

          私が、おそらく”唯一”のと考える「サッカーで”これをすれば絶対に勝てる”事」があります。 特に育成年代で指導者や保護者から発せられる言葉にやる気がなくなったり、監督やコーチ、リーダーにリスペクトができないと悩んでいる選手は多い。 それは、その人の言うことを聞いていても”勝てる選手になれるのか”わからなく”て不安なのではないでしょうか。 そんな時は、その人に一度「何をすれば絶対に勝てるか」を聞いてみるのはいかがでしょうか。 その答えが本当に“絶対に勝てる事と理解できれば

          それをすれば絶対に勝てますか?

          日本人はサッカーが苦手

          日本のサッカーが強くないのはなぜなのでしょう。 バスケットもサッカーと同様で、決して”常勝”国ではなく、あまり強くないイメージです。 しかし、野球は世界の中でも日本は強い国なのではないでしょうか。 野球のことは詳しくないので素人の考えになりますが、野球は攻撃と守備が比較的明確に区別されていて、ひとつづつのアクションも独立したものが連続に集合して成り立つスポーツで、サッカーやバスケットは、攻守の区別がなく同時進行している複数のアクションを選択して組み合わせるスポーツと考えま

          日本人はサッカーが苦手

          日本のサッカー文化をもっと!

          イタリアで「外国人枠を“日本人“に使う予定はない!」と言われたのは、もう20年以上も昔のことです。 今は日本代表クラスの選手の多くは、海外リーグに所属していて、トップリーグでも活躍している選手もいます。 代表チームも強豪国相手に予想外の良い結果を出すこともしばしばです。 30年前の日本サッカーからは想像できなかった未来図ではないでしょうか。 さらに10年後、今よりもっと日本のサッカー文化(サッカー越しの景色)が素晴らしいものになればうれしいです。

          日本のサッカー文化をもっと!