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不動産GメンよりもデタラメなYouTuberがいた件について。

こんにちは。不動産投資110番のnoteをご覧頂き、
誠にありがとうございます。

本noteでは、
・ワンルームマンション投資について
・ワンルームマンション投資で失敗しないためには
・ワンルームマンション投資業界の裏側
・ワンルームマンション会社の真実
など、ワンルームマンション投資について発信しております。


1,はじめに

ワンルームマンション投資業界には、新築、中古、築浅、都内、地方都市などといった複数のジャンルがあり、それぞれの業者の違ったポジショントークにより、複数業者の話を聞けば聞くほど、どの物件を選ぶべきか迷子になるケースが多いです。
直近では、それらに加えてネット上に溢れかえる正しい情報と間違った情報が錯綜しており、物件以前に正しい、ワンルームマンション投資の知識自体をつけることが困難になっています。
今回は、その中で自分の利益のためにデタラメな情報配信を行っているYouTuberを取り上げて間違っている部分を正しく説明していこうと思います。

2,「不動産アニキの非常識な投資学」は嘘だらけ。


2-1 「不動産アニキの非常識な投資学」とは

不動産アニキの非常識な投資学は、金無しコネ無し知識無しサラリーマンから資産30億円にまで成り上がった小林大祐さんが、不動産投資で損をしない為のリアルな情報を経営ノウハウから体系化された投資術を基にお伝えしているチャンネルになります。

2024年4月時点で、総投稿本数は約160本。チャンネル登録者数は19,000人と、2023年9月のチャンネル開設から、7ヶ月しか経っていないにも関わらず多くの登録者を抱えています。

チャンネルを運営しているのは小林大祐さんという方で、プロフィールは下記になります。↓

◆小林大祐のプロフィール 1976年6月7日生まれ 47 歳 ホームコンサルティングソリューションズ株式会社  代表取締役
大学卒業後、情報通信系企業(富士ゼロックス関連)に就職。関連会社解散後に親会社である富士ゼロックスに転籍。 企業戦士となるが、「株式会社は株主の為に存在する事」に気づき27歳の時に「兼業」で創業、「金無しコネ無し知識無し」の全くのゼロから「総資産30億円」を築く。 27歳から現在迄「グループ企業7社」を保有運用し、「ゼロイチ」の「事業設計」と「事業経営者」に不可欠な「経営者マインド」を「不動産」を入口として入会した会員へ事業経営のアドバイスをする。
【実績】
・勤務先富士ゼロックス及び関連会社では「新人賞」「全社表彰」「社長賞等」通算13回獲得。兼業で2002年事業開始
・事業と投資で総資産30億円(不動産資産14億、借入残12億8千万、純資産17億2千万円:23年10月現在)を築く。
・グループ年商3.5億円。
・グループ企業7社を経営。 グループ企業を運営する実務メンバーは全て会員(三菱商事、住友商事、トヨタ自動車、トーマツ、モルガン・スタンレー、野村證券、キーエンス、日揮、ファイザー等のグローバル企業に勤務)で構成され、一切人を雇用せずグループ会社を運用し事業拡大をシナジーさせる事業設計を得意とする。


2-2「問題の動画」

ここで一度、こちらの問題の動画を見て頂きたいです。


ワンルームマンション投資について少しでも仕組みを理解している人であれば、腹立たしいぐらいの動画で、「ワンルーム=コンクリートの塊」など、
ツッコミ所は沢山ありますが、今回はその中でも一番酷いデタラメだった、「この物件を買ってしまうと400万〜500万円の損失が出る」というデタラメについて解説していきます。


↑こちらが、動画内で紹介されている400万〜500万円の損失が出ると言われた物件のマイソクになります。

この物件、私の知り合いの不動産業者の方に調べて頂いたのですが、「zoom西新宿」という物件になります。

ただ、このマイソクはおかしくて築年数が平成9年と書いていたり、新築で購入されたと動画内でお伝えしているのに、中古マンションと記載されています。

そして、この物件を買うとそこまでの損失が出るかどうかの結論ですが、もちろん出ません笑 
これ、相場どうり買えばめちゃくちゃいい物件ですよ笑

↓小林さんの説明
購入価格 3,400万円
売却価格 3,300万円(5年保有)
       
年間キャッシュフローで-13万円
自己資金420~430万円投入している
=400万〜500万円の損失

一見それっぽく説明されたら、信じてしまいそうですが、めちゃくちゃデタラメな計算になっています。

結論、小林さんはローンの残債など何も考えておらず計算しているからデタラメになっているのです。
また、手付金100万円というありえない金額で伝えています。
(販売会社である、トーシンパートナーズが手付金100万円請求する事例を一度も聞いたことありません。)
恐らく、手付金10万円と間違えたのでしょう。なぜならば、借入金額を3,230万と伝えているからです。

販売価格3,400万円 - 手付金10万円+頭金160万円
=3,230万円の借入

↑この認識が正しいかと思います。

↓私の計算
借入 3,230万円
金利 2.3% 30年ローン
月々返済12万円 ※正しく計算すると124,290円

5年間保有した場合の残債は28,337,376円になっています。
それで、3,300万円売却できた場合、残債を引くと、
約466万円残ります。
そこから、手付金10万円、頭金160万円、諸費用172万円、総手出しの13万円×5年間=66万円を引くと、
58万円残ります。
そこから、売却時などの費用なども含めたとしても、-400万〜500万円の損失が出ることは、100%あり得ないということになります。

3,まとめ

不動産アニキの非常識な投資学というチャンネルは、推測ですが、不動産Gメンと同じで、ワンルームマンション投資をデタラメに否定することで、視聴者の不安を煽り、自分の商材に引っ張っていると考えられます。
そもそも、小林さんは、経歴を見る限り、不動産会社に勤務していたこともなく、ワンルームマンションを所有して、運用したこともないみたいです。
ろくに仕組みも理解せずに、プロを名乗っているのは凄く腹立だしいです。
影響力がある情報配信者ですから、真っ当に正しい情報を発信していってもらいたいですね。

4,不動産投資110番について

不動産投資110番では、このような、ウソとホントが入り乱れる不動産投資の世界の中で、「真実」と「事実」で正面から切り込み、 『不動産投資において日本一正確で日本一信頼のできるブログ』 を目指して日々情報配信をしていきます。

また、1000人以上から不動産投資のお悩み相談を受けてきたコンサルタントがワンルームマンション投資において、業者ではないフラットな立場から真実のアドバイスを行う、セカンドオピニオンサービスを行なっております。
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「色々な業者に話を聞いてみたが、それぞれ話すことがバラバラで信用できない」
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↑などのお悩みに対してお役に立てるかと思いますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

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