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藤澤五月のボディメイクと千代の富士のこと

 カーリングの藤澤五月さんがボディビルの大会に出場して話題になりました。

 私はウエイトトレーニングが好きです。なのでこのニュースは素晴らしいこととして受け取りたいのですが、なまじ知識があるゆえにモヤモヤしています。
 溜め込むと良くないので、この場でそのモヤモヤを吐き出したいと思います。ついでにもっと前から抱え込んでいた、より重たいモヤモヤも出しちゃいます…

答えの出ない吐き出し
投げっぱなしジャーマンスープレックス方式

 トレーニングを始める。その第一歩はいきなりダンベルを持つことではなく、勉強することからです。正しいトレーニング方法トレーニング種目、それを知らなければ、

グラップラー刃牙のジャック・ハンマーになってしまいます

 トレーニングを始めたばかりの頃、まず最初にこの本から学びました。

 監修者の石井直方東大教授は、氏が若かりし学生の頃に、山際淳司のノンフィクション短編「筋肉栽培法」で取りあげられました。(角川文庫「逃げろ、ボクサー」収録)山際淳司はすごく好きで、子どもの頃読み漁っていたので、石井先生に信頼感がありました。この本には、モデルとして弟子の谷本道哉先生も登場します。

後に、筋肉は裏切らない!NHKの筋肉体操でブレイクしました

 科学は日進月歩なので、常に最新の知見を取り入れたほうがいいです。

 最近も、新しい種目を取り入れるため、バズーカ岡田先生の著作を読みました。

これ

 この本は最近購入しました。
 本も買いますが、近頃はYou Tubeも見ます。
 私が筋トレを始めた頃と現在では、取り巻く状況が異なります。昨今、著名なボディビルダーの方々がYou Tubeチャンネルを開設して、トレーニングのノウハウを公開しているんですね。バズーカ岡田先生もそうです。それを見て、マネできるところはマネする。無料で、お手軽に、最前線の知見が得られるわけですから、いい時代だと思います。

 もともと筋トレのハウツー動画のつもりで見始めたのですが、色々な方の動画を見ていくにつれ、わかりやすいorわかりにくい、の動画のテクニカルな面を超えて、トレーニングの質が高い人、低い人、玉石混交だなと感じるようになりました。
 また、ボディビルという狭い業界のよもやま話も耳にするようになりました。
 知識欲は旺盛ですので、知ることは根源的に喜びですが、「知らぬが仏」をまじまじと感じることもあります。

 知ったことを箇条書きで記します。
・ 人気があり賞金が高額なアメリカのボディビルの大会「ミスターオリンピア」や「アーノルドクラシック」に出場する選手は全員ドーピングしている

ロニー・コールマン
ミスターオリンピア8連覇
メンズフィジークオリンピア2022

・ アメリカ人はショーだと思っているので、ドーピングはなんの問題もないと考えている。一般人のアナボリック・ステロイド(筋肉増強剤)の使用率も高い。犯罪者がステロイド使ってるから、対抗してステロイド使う警官も多いらしい。

・ アメリカのメジャーなボディビル団体も、ドーピング容認派と禁止派で対立し、分裂した。それぞれ、日本のボディビル団体と友好的つながりを持つ。

・ 日本のボディビル団体もドーピングを黙認する団体と、検査をして禁止する団体とに分かれる。

・ 黙認する団体は、ステージの演出が派手で、オシャレ、かっこいい。(個人の感想です)

・ 禁止する団体は、部活の延長みたいな雰囲気、ステージは体育館って感じ。ダサい(個人の感想です)

・ 吉本興業の筋肉芸人、マジカルラブリー野田、ミルクボーイ駒場etc..は禁止する団体と業務提携している。

・ 日本では、アナボリック・ステロイドの使用は合法。入手には医師の処方箋が必要だが、個人輸入する場合、処方箋なしで入手できる。

・ ドーピングは人体実験できないので医学的な研究は進んでいない。(特定の病気の人のために使用する研究はされていても、筋肥大を目的とした研究はほぼ無い。)論文が少ない。組織的にドーピングしている連中がそれぞれ保持しているであろうデータしか無い。一般人で使ってる人は科学的エビデンスがないネットの情報を基に使ってるらしい。

 こんな感じです。
 私はドーピングは受け入れられない。だって(腹出てるけど)健康のために筋トレしてるのに、害がある薬物接種するって本末転倒だし。それにズルしてるっていう悪印象もある。

カンセコ
メジャーリーグ初の40本40盗塁達成者

 ステロイド疑惑が噴出したメジャーリーグで、真っ先に使用を認めたのがカンセコ。
 元妻の手記についてWikipediaに記載があるので引用

 元妻ジェシカ・カンセコの自伝によれば、初めて性的関係を持った際に異常に巨大化した陰茎に反して萎縮した睾丸(ステロイド剤を使用すると精子が死滅し睾丸が萎縮する)を目にした事、子作りの際に精子を復活させるため一年間ステロイドの使用を止めたところ、禁断症状により躁うつ状態に陥っていたとされる。

 睾丸が萎縮するって聞いただけで気持ち悪い。アナボリック・ステロイドは男性ホルモンであるテストステロンに似た物質で、過剰に接種して筋肉の合成を強めるんだと思います。接種して血中濃度が過剰に高まれば、作るのをやめてしまうらしいです。なので、使用をやめたらホルモンバランスが崩れて躁うつになったんだと思います。
 現在、ステロイドを使用している人たちは、副作用を抑える薬も服用していると聞きました。でも私は、だから大丈夫、とはとても言えないと思います。

 余談ですが、
 Wikipediaには書いてませんが、元妻の手記によると、精子が死んでるから常に生でヤッてたらしいです。300人と関係を持ち、マドンナとも不倫関係にあったそうです。

元妻はフーターズのウエイトレス
キャプテン・アメリカ!!

 藤澤五月さんの話に戻ります。
 藤澤さんが出場した大会の主催者は、ドーピングを黙認している団体か、禁止している団体か。

 黙認している団体です。
 藤澤さんはオリンピアンなのでドーピングとは無縁だということはわかりますが、アンテナが鈍いんじゃなかろうかと感じました。ミスターオリンピアがドーピングを容認している大会なので、オリンピアンという言葉はややこしいのですが。

 藤澤さんは、知り合ったトレーナーがこの団体の大会に参加していたので、参加を決めたそうです。もちろんこのトレーナーもドーピングはしていないのですが・・

 アムウェイは商品の質は良いから とか
 統一教会は教義そのものはいいこと言ってるから とか
 大きな仏壇買わされるけど、輸血禁止だけど、みんないい人たちだから
 とかいうのと同じ構造だと思うのです。
 この団体の上位クラスの大会に出場して、優勝を争い、ミスターオリンピアを目指す人たちは皆ドーピングしています。そういう団体にアスリートは参加しないほうが良いと思います。
 そして、藤澤さんがよく見ていると明かした筋肉系ユーチューバーは、ステロイドユーザーです。断定してしまいましたけど。
 藤澤さんは知らないので、このような発言をしていると思いますし、大会への参加そのものも、知ってたら再考したんじゃないかと、勝手に思ってます。想像だけど、競技やめたらボディメイクのためにステロイド使いますっていう考えの持ち主は、アスリートにいないと思いますので。

 だと思うんですけど、どうなんでしょうね…

 これが第一のモヤモヤです。

 より重たいモヤモヤの話に移ります。名誉毀損にならないように気をつけながら話します。

 ジュラシック木澤さんのYou Tubeにステロイドユーザーの方が出演していた。

 ユーザーの方いわく、ユーザーは肩と胸が発達する。肩と胸にはレセプターが多いため。とのこと。レセプターというのはアンドロゲン受容体というやつのことですかね?医学的なことは調べてもよくわかりませんでした。
 別の動画では、肩が腕より筋肥大するのはステロイド使わないと起こり得ないと言ってました。 

肩と胸とはこの部位ですね

 ああ~なるほどな〜、と納得しました

 自分の体感として、三角筋のサイドヘッド(中部)はそこそこ張り出してきたけれども、フロント(前部)とリア(後部)が全然でした。上腕三頭筋と比べると筋肉が無いようなものです。でも、この話を聞いて、それが普通なのかと思いました。

三角筋は3つに分かれています

 トレーナーをしている大学時代の知人がいます。インスタグラムで筋肉自慢をする際に、三角筋後部は生まれつき何もしなくても大きくなる。とコメントしていました。確かにすごいデカさだった。なるほどね、そういうことか。
 こいつはトレーナーになる前に、ある初心者向けの大会で優勝したんですけど、そりゃあ、ユーザーが混じってれば、優勝しますよね。そこに価値はあるのか?ビジネス上、価値があるんでしょうね。

 私の三角筋が小さいのは、トレーニングが足りてないだけですが、腕と比較して小さいのは正常だとわかりました。(もちろん、ユーザーが話したことしかソース無いです)肩をかっこよくするなら、全体的に頑張れ!ということです。

 この話を聞いて以来、フィットネスクラブでも、他のお客さんの肩周りを見てしまうようになりました。あのバルク(筋肉量)があるおじさん、もしかしたらユーザーかも…、とか

 そんなある日、Twitterのトレンドでこんな話が

 千代の富士を知らない若者がツイッター上で千代の富士の画像をアップしたところ、千代の富士の愛娘、秋元梢さんが引用リツイートした、という話題。

その画像の1つがこれ

 三角筋のフロントがなぁ・・・
 上腕二頭筋より大きく見える。

 千代の富士が脱臼グセを克服するために、強引な投げにいく取り口を改善するとともに、肩の筋トレを猛烈にやって、筋肉の鎧を身にまとうことで、その不安を解消した。という逸話はもちろん知っています。
 千代の富士はものごころついたころのヒーローでした。入院した親戚のお見舞いで行った病院のロビーにあった新聞の自販機のなかにあったスポーツ新聞の見出しに、「千代の富士1000勝」と書いてあって驚愕したのを覚えています。一場所15日制で1000勝… まだ年齢が一桁だった私は、その規模感に打ちのめされました。

 そして、今、
 誰もそんなこと言ってないのに、独り、もしかして‥ と思ってしまっています。
 30歳過ぎてからの活躍ぶりが、あの時代の力士としては傑出してるんだよなあ。ユーザーのバリー・ボンズも35過ぎてから異様に活躍したし… もっとも、千代の富士は、いうても36歳で引退したし、門田博光とか落合博満とか、千代の富士より年上で、40過ぎても超一流の成績を残した野球選手もいたから、超人的というほどでもない。
 30過ぎてからのハイレベルな成績は八百長問題との絡みもあるし… 本当なら番狂わせでもう少し負けていたのかもしれないし…

 胸はそんなに大きくないし… 四つ相撲は胸で押すより背中で引く動作が重要だからさほどトレーニングしなかったのかな?…

 そもそも筋トレを現代ほど重視しなかった時代に、肩周りだけ筋トレしたから、肩だけ発達している。が事実かも。

 「もしかして…」というのは勝手な妄想です。千代の富士に近しかった人に、それはありえない!と言ってもらえたら救われるかもしれません。

あたしのこの余計な考えを
今すぐとっぱらってよ
もう離しはしないと
約束しなくてもいいから
不安で眠れない夜
隣にいて下さい
今夜そうして下さい

 aikoっぽい不安定さにさいなまれています。この曲が一番好き。

 妙に入れ知恵してしまったおかげで、不必要な妄想をしてしまっている。知らぬが仏です。
 これが私のもやもやです。火の無いところに煙をたてています。

 大相撲界は現在に至るまでドーピング検査を実施していません。これは事実です。したほうがいいと思います。 

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