ビジネスカジュアルとオフィスカジュアルの違いとは?
ビジネスカジュアルとオフィスカジュアルって何が違うの?
同義語と思ってらっしゃる方は少なくないかもしれません。
また、ウェブ上にある情報も、それぞれ捉え方が違ったりするものも多く、結局分かりにくくなってしまうこともありますよね。
今回は言葉の意味も踏まえた上で、その違いについてお伝えいたします😊
オフィスカジュアルとは?
ひと言にすると、『オフィスで着る仕事服』のこと。
すなわち、オフィス内での服装になりますので、内勤者向けのものになります。
じゃあ、ビジネスカジュアルと何が違うのかと言えば、違いません(笑)
オフィスカジュアルは、ビジネスカジュアルの中の一部になるからです。
内勤者向けになりますので、事務職などのデスクワークをする方で、営業職など外での仕事や、店舗や窓口などの外部と接触ある職務の方は別と考えます。もちろん、業種や企業によって捉え方は異なり、服装の範囲も異なってまいります。
オフィスカジュアルの服装
3つのPoint!
企業の業種や職種、そして企業文化などによっても異なりますが、オフィスカジュアルの服装を考える上での3つのポイントは以下となります。
☑ジャケットは着るべきか?
これは業務や職種、そしてTPOなどで着るかどうかを判断するのがお薦めです。
例えば、重要な会議で管理職などが同席する場合、キチンと感が求められるならジャケットを着た方がよいですし、私の個人スタイリングのクライアントさまで月1回の会議ではジャケット着用が求められるといった企業もあるようです。
また、社内でも自分がプレゼンする場合などは着用した方がよいでしょう。
服装は見た目で自分の態度や気持ちを伝えることができるツールですので、ご自身の仕事に対する姿勢や意識の表れとしてジャケットを着るという選択もありますね。
普段のオフィスカジュアルとしては着なくても、TPOで考え、必要だと思えば着るという形がよいと思います。
またスペースのある方なら、『置きジャケット』のもありですね。
☑基本的には襟付きのトップスで
ジャケットなしの服装の場合でも、仕事服としてのフォーマル感を保つには、襟つきのトップスがお薦めです。例えば、メンズだと
シャツ(ボタンダウン、カッタウェイなどの襟型がお薦め、バンドカラーもあり)
ポロシャツ
ハイネックやタートルネックのセーター
レディスの場合は襟なしでもメンズほど砕けた印象にならないことが多いですが、キチンと感を出すなら以下のようなデザインがお薦めです。
シャツ(レギュラーカラーやバンドカラー、フリルカラーなど)
ハイネックブラウスやシャツ
ボウタイブラウスやボウタイ風の襟デザイン
☑機能性も大切
動きやすさはオフィスで働く上では欠かせません。
スポーツウェアはカジュアルすぎるのでNGな企業も多いですが、仕事をする上での動きやすさのある素材やデザインの服を選びましょう。
例えばボトムには、ストレッチ性のある生地を使ったパンツやスカートがお薦めです。
但し、ストレッチ性があってもピタピタのタイトスカートなどで身体の線が出るものはビジネスウェアとして適していません。
一般的にはベーシックなデザインのボトムでジャストサイズのものがお薦めです。(どこまで流行やデザイン性を取り入れるかは企業によって異なります)
コーディネート時の重要なポイント
オフィスカジュアルはビジネススーツと違って洋服の種類もできる服装の範囲も広くなります。だからこそ、コーディネートするときに以下のことをチェックして考えると、好印象な服装になるのでお薦めです。
1.今日はお客様対応があるかどうか?
⇒お客様対応のある日は信頼感を得られるようなキチンとした服装で、アポがないのであれば、仕事のしやすさを優先してもOKです。
2.動く仕事があるかどうか?
⇒荷物を運ぶ、大掃除をする、何かを設置する、などのカラダを動かす仕事の予定がある日は動きやすい服装がお薦めです。周囲とのバランスを保ちながら仕事の予定をチェックしましょう。
3.職場内で会議やプレゼンがある日かどうか?
⇒最初に述べたように大切な会議やプレゼンがある日はジャケットを着たり、ジャケットを着なくてもキチンとした印象を与えられる服装にするのがお薦めです。またカジュアルでも洋服のプレスがきちんと効いたもの、靴もスッキリとしたものにするだけでも服装全体の印象が変わるので、意識してみましょう。
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ビジネスカジュアルやオフィスカジュアルのビジネスファッション研修をさまざまな企業で実施させて頂いておりますが、本当に企業によってその服装のOK/NGの範囲がさまざまです。
こちらのnoteでは一般論になってしまいますが、また少しずつアイテム紹介などもしていきたいと思います。
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