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BISサーベイ/中銀サーベイから読み解く為替市場の実態

こんにちは、キツネ(@rebasega)です。🦊

本Noteは主にBIS Survey各国中銀の中央銀行サーベイ・ドラフトを用いた為替市場の考察・解説となります。今までのテクニカル解説とは趣向が変わり、チャート以外から市場を見ようという試みです。概説書的性格ゆえ、自分で計算考察ができるという方は購入費推奨となっています。中銀サーベイ考察の仕方がわからない!という方は是非購入をご検討ください。目次もある程度参考になるかと思います。

では早速始めていきましょう。まずは定義と簡単な用語説明から。

定義と用語解説

BIS Survey「外国為替およびデリバティブに関する中央銀行サーベイ」とは

(1)定義
「外為・デリバティブ・サーベイは、外国為替取引およびデリバティブ取引に関する調査です。この調査は、3年に1度、国際決済銀行(BIS)および各国・地域の中央銀行が、多くの金融機関の協力を得て取りまとめており、包括的で国際的に整合性のある統計となっています。

この調査の前身である外国為替取引に関する世界的な調査は、1986年から行われていましたが、1995年からはデリバティブ取引が調査項目に加えられ、現在に至っています。」

(日本銀行金融市場局. (2020). 外国為替およびデリバティブに関する中央銀行サーベイ. https://www.boj.or.jp/statistics/outline/exp/exderi.htm/) 2021年12月更新

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