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最近の記事

「すずめの戸締まり」はゲーマーにこそ見てほしい

本作を鑑賞後の感想、私はこう思った。 「あぁ面白かった。なんかゲームみたいな作品だったな」 ネタバレは伏すが、世界観の設定や物語進行がゲーム的な構成をされており、非常にテンポよく話が進んでいく。ご都合主義は無いとは言えないが、メリハリの効いた演出やBGMが展開を盛り上げ、重箱の隅をつつくことを忘れて物語の行く末を見守ってしまっていた。中弛みもせず一直線に終わりへと駆け抜け、気が付けば映画が終わり現実に戻される。その余韻はさながら「気に入っていたゲームのエンドロールを見た後

    • DMM(FANZA)GAMES『モンスター娘TD〜ボクは絶海の孤島でモン娘たちに溺愛されて困っています〜』が面白い

      日頃よりDMM(FANZA)GAMESを嗜んでいる紳士諸兄ならば釈迦に説法だろうが、先日新しいタワーディフェンスゲームがリリースされた。なかなかに笑えるあらすじや( 無 駄 に )クオリティの高いPV、買い切り同人版の先行リリース等、事前登録時点で既に異彩を放っていた本作。 ブラウザ版のリリース後に少し出遅れてプレイしてみたところ、今までやってきたDMMブラウザゲーの中でも想定以上の面白さとポテンシャルを期待できるものだったため、その魅力を是非に共有したい。 王道スタイル

      • THE BATMANをIMAXで見てほしい理由

        3月11日。本作の公開初日にIMAXでbatmanを見てきた。過去のシリーズを殆ど見た事が無かったが、想像をはるかに超える面白さで度肝を抜かれた。内容の感想はそこら中に転がっているだろうから、これから見る方向けにIMAXで見て欲しい理由をざっくり書いていこうと思う。 理由1:圧倒的な没入感を生む巨大スクリーン本作のバットマンは恐怖の象徴として描かれており、そしてそれは画面全体の絵作りにも影響を与えている。陰鬱として重厚な雰囲気が映画全体を包み込み、どこかホラーテイストな様相

        • 【考察】何故私はツインテールが好きなのか

          最近はあまり聞かなくなったが、「オタクはツインテールが好きでキモイ」「ツインテール好き=犯罪者予備軍のロリコン」などと、酷く偏見に満ちた意見を一昔前のネットで散見した気がする。実際、現実でツインテールをする女性は殆どおらず、逆に二次元では良く目にするその髪形を好きになるオタクが多くなるのは必然だろう。 かくいう私もツインテキャラを好きになる傾向が多いオタクだが、そもそも何故好きなのか改めて考えてみると意外と答えが思い浮かばない事に気付いた。無論、「よく創作で見かけるから」「

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          「Brothers - A Tale of Two Sons」感想

          The Game Awards 2021を受賞した「It Takes Two」を手掛けたクリエイターであるジョセフ・ファレスの過去作品。どちらも協力プレイという点では共通だが、本作は一人で二人のキャラクターを操作するという斬新な操作方法を採用。また、一切セリフの無い雰囲気特化のパズルゲームとなっており、SCEから発売された『ICO』を彷彿とさせる。クリア時間は約2時間と短いゲーム体験ではあるものの、評判に恥じない作品だ。 思ったよりファンタジーな世界死の淵に立たされている1

          「Brothers - A Tale of Two Sons」感想

          一目惚れしたラブドールを一週間で手放した話。【前編】

          ※本記事は至極健全な内容となっておりますが、人によっては不快な表現が含まれます。あらかじめご了承ください。 【前編】【後編】に分かれていますが、どちらかだけ読んでも問題ありません。 ↓↓ラブドール到着後の出来事は【後編】へ↓↓ ぷろろーぐ東京で非常事態宣言が発令されてから数日………いや、数か月後だったか。私は極度のストレスに苛まれていた。社員の与り知らぬ間に行われた会社の方針転換や社員への杜撰な対応、一貫性のない発言や指示、慣れないテレワーク、いつ終わるとも知れぬ残業、そ

          一目惚れしたラブドールを一週間で手放した話。【前編】

          一目惚れしたラブドールを一週間で手放した話。【後編】

          ※本記事は至極健全な内容となっておりますが、人によっては不快な表現が含まれます。あらかじめご了承ください。 【前編】【後編】に分かれていますが、片方だけ読んでも問題ありません。 【前回のあらすじ】大嫌いなテレワークと度重なる上司への不満でストレスマッハだった私は、癒しを求めてネットの海を彷徨った結果ラブドールに魅了される。その後、苦悩の末に一目惚れしたドールを購入した私は、彼女の到着を今か今かと待ちわびていたのだった。 ようこそ我が家(アパート)へ注文してから約一週間後

          一目惚れしたラブドールを一週間で手放した話。【後編】

          改めてNieR:Automataは良く出来てたと思う。

          言わずと知れた名作。プレイしたのは結構前だが、斬新な試みやアクションの爽快さが今でも印象に残っているので適当に書き連ねようと思う。既に本作の感想はネットに氾濫しているが、最近書いてる人はいなさそうなので気にしない。 最初からクライマックスプレイング下手な私は何故かイキってハードモードで始めたばかりに、序盤で地獄を見た。開幕謎シューティングでイクラの洗礼を受け死にまくり、苦心の末抜けるとムービーシーンにて2Bお披露目。おー美人だと思いながら見ていると流れるように戦闘開始。操作

          改めてNieR:Automataは良く出来てたと思う。

          control(通常版)感想

          一応のクリアといえる段階までいったため、つらつら所感を。 超能力を駆使した戦闘が楽しい!でも…… 序盤は使える能力が限られているが、クエストをクリアしていくとスキルを習得出来て戦闘手段が増えていくのが地味に嬉しかった。中盤以降になると近接攻撃の衝撃波から銃撃、投擲、浮遊、シールドバッシュ、催眠まで使えるようになり、一遍通しの戦闘スタイルにならない柔軟な戦い方が出来て非常に楽しい。銃も超能力?由来で自動補充されるので(一時的な弾切れはあるが)残弾を気にせずぶっ放せるのもストレ

          control(通常版)感想