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偏愛へリンボン

へリンボンの生地が好きです。
へリンボン=herring boneは「ニシンの骨」の意味。
言われてみれば魚の骨のようにも見えますよね。
子どもの頃からへリンボン生地が好きだったので「へリンボン」は誰でも知っている言葉だと思っていましたが、大人になってからそうではないことを知りました。
ちょっと変わった子どもでしたね(笑)

今回作ったのはリトアニアリネンのへリンボンコート。
裏地も釦もポケットも無い、とてもシンプルなコートです。
私が自分で作って着ていたリネンのコートを気に入ってくれた服好きの友人の為に作りました。
リトアニアリネンはハリがあるのにふっくらと柔らかく、風合いがとても良いのでとても好きな生地です。
日本でリネン(麻)と言えば夏素材のイメージが強いのですが、ヨーロッパではリネンは寒い季節にも重宝されていて、冬は暖かく夏は涼しい優秀な素材。
最新技術で作られた合成繊維ももちろん素晴らしいですが、やっぱり天然素材は素敵。
冬の街をリネンのコートで颯爽と歩きたいですね!

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