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藤井聡太二冠に学ぶ次の一手(6) 素朴な疑問

ところで、というのは前回の続きだからなんですが、

61手目の▲6六桂に対して△7六歩打ではなく△7七飛成ではダメなのか?という疑問が湧きませんか?

前回やや情報過多ぎみだったのでこの疑問については書かなかったのだが、ここの解決なくしてなぜ藤井聡太二冠が△7六歩打を指したのかがわからないのでしっかり学ぶ。

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で、その方向で手を進めてみた。

△7七飛車成、▲同金、△6八角打、▲5四桂

あっ、これはダメだ、と気がつく。

なぜなら、この時点で先手の駒台には飛車と銀が加わり、さらには5四の地点に桂馬が残る。いくらなんでもこれでは自陣の安全が覚束ない。

それを見越して藤井二冠は△7六歩打と指したのか。いやはや・・・。


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