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映画「パラドクス」 なぜこの要約とサムネなの?

Amazon Primeでみました。パラドクスへの直接リンクはこちら
映画を見ると読むでは大きく違うなぁと改めて感じました。だって全く関心を持たない要約と絵の力。しかし見ると考えさせられるパラドックスの世界。

要約はこう表記

刑事に追われた兄弟が逃げ込んだ非常階段。刑事は2人を追うが1階の階段を下るとそこは最上階の9階だった…。さらに下るとまた1階に辿り着く。その下はまた9階…。刑事に足を撃たれた兄は瀕死となり、3人は途方に暮れる…。別れた夫に子供たちを預ける為、妻は2人の子供を連れ中年の恋人の運転する車で荒涼とした大地を横断するドライブに出る。しかしいくら走っても目的地に着かない。4人は同じ道を走っていることに気づく。やがて年下の娘は喘息の発作を起こし…。今、体験していることは夢なのか?それとも現実なのか?そして彼らはこのループする空間から無事に脱出できるのか!? (C)Yellow Films 2014

Amazon Prime

SFのパラドックスといえば逆理、つまりループものとか過去に戻ったりとかだったりするわけで、本作品もその通り。とあるきっかけで二つの軸でループが始まる。これがどういう意図で、どういうループなのか。人間はループから出られないとどのような心理になるか。若い人と年寄りではどうなるんだと言ったのが集中的に表現されているが、かなり深い闇が付きまとう。そして至極日常に潜むところがユニークでもある。どう脱出するのか、できるのか?踏まえ作品を見てほしいとしか言えないが、その昔、映画は予告編で大体中身わかるとか、要約や全米No1的でつられていたけど、本質は作品を見ることからしか得られないということにハッと気がついた。

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