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炎上はマーケティングではない。レペゼン地球にみる大きなミス

自身の事務所所属しこのバンドがプロデュースしているアーティストへのパワハラ、セクハラをさもリークさせて、その次にパワハラ、セクハラ、炎上はダメという歌を発表するという壮大のネタをやってみたものの、大事故になったというのがこのニュース。

22日に以降は地上波に出演予定もあったわけでそれが全て消えたようだ。

彼らにとってさらに残念なのは参議院選に吉本興業問題が続いてるので報道すらされない。初期説明に「炎上させて」が抜けていただろうMV出演したマキシマムザホルモンは事故巻き込まれ不幸組となっている。

これは、この夏にネット活動を復活してライブツアーを開始する予定までにあわせた「仕込み」だったわけですが、このままだとこのツアーも全てぶっ飛ぶことになる。(どうも個人事務所運営なのでライブがなくなるとは考えにくいが)

ぜんぶ台本通りにやったのに大失態で信頼を失うわけでした。流行りの企業コンプライアンスならば絶対ダメだとわかることを、彼らはなぜやってしまったのだろうか。

冗談だとファンは理解して盛り上がってくれる。というおごりがあったのだろうか。180万フォロワーという数は少なくない。すでにメジャーであるわけでそれらに対して「良い裏切り」で盛り上げたいという気持ちはわかるが「良い裏切り」というのは賢く難しいものであり狙ってできるものではなかろうに。

もし、このネタを成立させるならば、女性アーティストのパワハラの訴えの文章の段階でネタを仕込むべきであり、という曲が明日でますくらいな釣りタイトルで終わるべきだったろう。まぁ何も面白くない。つまりそれは何の意味もない低次元で人を馬鹿にし、ファンを踏みにじるものであるということ。

十二分のファン、普通に考えてホルモンさんとのコラボだけで拍手喝采だったろうに、、、、

最近よくある炎上とマーケティングは混ぜてはいけないものだ。フェイクニュースが広がるこのご時世においてますますメディアコントロールは難しくなる一方。ファンを騙す必要があるならば、喜ばれるサプライズに限るものだ。

アーティスト、メディアをつかうものよ、炎上は鳴り止まない拍手喝采だけをイメージせよ。

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