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人生の分岐点とは

こんばんは。
Lily.です。

読書垢を作り読書のことを話そうと思ったのにもかかわらず
あまり読書については触れていない
そんな場所ですが
ふと人生の分岐点ってどこなんだろうと疑問に思ったので
ぱっと思いつく1番大きな分岐点は以前の自己紹介記事で記載した
中学時代のいじめじゃないだろうか。

そんな中学生時代のことを今日は書いてみようかなと思う
中学に入学したての私はなんというか
末っ子丸出しみたいな子で(兄がいる)
わがままだし、自分の意志を貫こうとしかしなくて
人の話は聞かないし
ある意味どうしようもないような子だったように感じる
私がクラスメイトなら仲良くはしたくない。笑

そういう意味ではいじめという形ではあったものの
壁にぶつかるという経験は良い経験だったと言っていいと思う
いい時期にいい壁に当たった。

でも、当時最中にいた私はそれはそれは辛い思いをしていたことは鮮明に覚えているし
初めて「死」というものを考えたりもしたものだけど。
こうして今は生きてるし良いかと思ったりもする。笑

どんないじめがあったかなんて話はきっと知りたいなんて思う人はいないだろうし
興味もないだろうから詳しくは書かないけど
なんでか複数名がいじめられていた謎状態も私にとっては救いだった。
私だけじゃないという気持ちももちろんあったかもしれないけれど
1人じゃなかった
いじめられていたみんなで耐え抜いたような1年だったから
本当に私はひとりじゃなかった

世の中にはいじめというものが常に発生していて
自分で自分の命を絶ってしまうという悲しいニュースがあったりもするわけだけど
そんな方たちに私も気持ちが分かるよなんて安易には言えない。
だって、私は幸いにも1人じゃなかった
耐えられたという結果が今はあるだけで
1人だったらもしかしたらということも十分に考えられる
ある意味不思議なのが、1人じゃなかったものの自分以外全てが敵に見えるんだよね
学校の先生ももちろんそうだし
家族すらも敵なように見えて
家族に関しては心配させてはいけない
不安にさせては行けないという気持ちからそう思うようになってしまったのかもしれないけど。
本当に不安定になって
砂の城のような心を常に持って居たように思う
もしかしたら一緒に居る子も実は向こう側の人じゃないか
とかそんなことばかりを考えるようになったりする
一種の自己防衛なんだろうけど
そんな不安定な中で、何か一つが欠けてただけでふと行動に移してしまったという未来もあったかもしれないし
逆に何かがプラスされただけでもバランスが崩れてしまうなんてこともあったかもしれない
1人じゃないから大丈夫なんてことも言えないし
経験したのにも関わらず何も言えないのも不甲斐ない。

でも、一つだけ言えるのは中学とか、高校とか
あるコミュニティっていうのはすごく小さい世界で
小さいからこそ全てに見えてしまうし
時が経ったからと言って全てを笑い話にできるか
傷は癒えるかと言われると否なんだけど
でも、ああ、あの時辞めなくて良かったって思えることは多いと思う
ある意味辞めるのは今じゃなくても良くて
諦めるのはいつでも出来るわけで
急がなくてもいいんじゃないかなって言ってあげたいけど
あの苦しみに似たような感情を抱いてると思うと
安易に頑張ってとは言えない

この時代に学んだことは
嫌いな弱点も強さにできるように
自分で頑張ればできることは変えていこうということと
逆に自分でどうにもならないことはどんなに頑張っても無理だから
ある程度受け流すことも必要ということ

この出来事から学んだことは
いじめられた過去は変えられないけど
いじめられたことが全て悪かったという認識は変えられる
つまり、過去は変えられないけど認識は変えられるということ

この出来事は今までの人生において
本当に大きな出来事で
価値観というか、色々なものが
根本的から覆されたような出来事だった
こんな感じの衝撃を与えられたような出来事って
皆さんにとってはどんなことなのだろう?
いつか知れたらいいな

そんなこんなで
なにはともあれ、色んな人が自分らしく
いきいきと生活できるような世の中に少しでもなればいいね

って思いながらもう少しで終わりそうな
辻村深月さんの「ツナグ」を読むことにする
人の繋がりを考えさせられるお話だなと思うので
作品の最後まで駆け抜けたい。
と、突然読書垢みたいなことを言ってみる。

辻村深月「ツナグ」

では、皆様良い夢を。

Lily.


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