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【映画】悪人~人を想う気持ちが人を強くする~

みなさん、こんにちは!

今日は私が最近見た映画の中でグッときた作品を紹介します!

それは「悪人」です。
聞いたことある人は多い作品かと思います。

■きっかけ

なぜ、この映画を見たのか。
それはつい先日、友達と映画館で「流浪の月」を見たのがきっかけでした。

個人的には暗い感じの映画は後味が悪いと思ってあまり見ないようにするタイプです。
ちなみにホラーは何か理由がない限り見ないです。

しかし、映画を見て心揺さぶられるシーンが多く、実際の自分の生活と照らし合わせたら学びがたくさんあって面白かったです。
そこで、「流浪の月」の監督をしている作品を調べたところ名作がかなりあり、その中の1つとして「悪人」を見ることにしました。

■どんな映画?

「悪人」は2007年に朝日新聞出版にて発行された日本の小説家である吉田修一さんの作品です。

小説では、2008年度本屋大賞第4位!
第61回毎日出版文化賞、第34回大佛次郎賞をダブル受賞!
2010年には210万部を突破!
まさに大人気作品です。

そして、2010年9月に数々の大ヒット作品を手がけている李相日(リ・サンイル)監督により映画化。
※代表作に「フラガール」や「怒り」があります。
モントリオール世界映画祭ワールド・コンベンション部門に正式出品され、深津絵里が最優秀女優賞を受賞しております。

映画の中身は「人間の本質は善と悪」をテーマとしたヒューマンミステリードラマです。
ちなみに舞台作品にもなっています。

■大切な人の存在

「悪人」見て感じたこと、それは「誰かを想う気持ちが人を強くする」ということです。

映画の1シーンで
「その人のことを思い出すだけで気分が良くなる人はいるか?」
「大切な人がおらん人が多すぎる。」
「自分には失うものがないと強くなった気分でいる人が多い。」
というようなセリフを言う場面があります。
セリフはうろ覚えですが(笑)

好きな人、大切な人がいるからこそ人は優しくなれるし強くにもなれるのだと思いました。
愛の力です。
誰かを想う気持ちが人を成長させるのかもしれません。

映画の登場人物達も色んな人との出会いを通しての成長が描かれているのではないかと思います。

人を通じて成長するからこそ自分の過ちにも気づける。
自分勝手な人は人を平気で傷つける。
だからと言って犯罪に手を染めることはいけませんが。

この映画を通じて、人の愛と本当の悪とはなにかを考えさせられました。
そして、表面的に見えるものだけが悪ではないのだと思いました。

興味ある方はぜひ見てください。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

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