テレビに、パソコンに、スマホに

インプットする機会があまりにも多くなり、知らなくても良いことまでインプットしてしまうこの現代。

情報は溢れかえっています。

そのあなたが今必要なことは、あなたの知識や経験、あるいはあなたの仕事の価値を、相手に伝える能力、つまり、「アウトプット」する能力です。

ここで「コミュニケーション」と言わないことには理由があります。

なぜかというと、当の本人自身が何を考えているのかハッキリしないほどの情報の海にいるからです。

まずは、自分自身が思っていること、心に秘めていることを「言葉」や「絵」として「アウトプット」することがもっとも大事です。

世に言う「自己分析」です。

あなたが普段何を考え、何を思っているのかを、実はよく分かっていないことの方が多いのです。

伝えたいことがあるのに、うまく言葉にできない。

まさに、これがアウトプット出来ないということの現れです。

なので、あなた自身が自分の知識や経験、仕事の価値を明確にしなければ、コミュニケーション以前の問題になります。

そのために今回お伝えしたいのは、ある二つの道具を使う方法です。

それは「紙とペン」です。

紙とペンを用意してください。

そこに、自分が明確にしたいことを質問形式で書きます。

そして、１分間計りまして、その間箇条書きで質問の答えを書き出します。

たったこれだけで、自分の中のイメージが明確になります。

コツがいくつかあります。

そのことで、より効果が増すのです。

①単語ではなく、文章で書くこと。その時20-30時程度であればなお効果的。

②読めるギリギリの汚い字でOK。スピード重視で書きなぐります。

③制限時間を守ること。時間を越えたら、その場でストップ。自分の一瞬の閃きをひたすら書いていくことに集中しましょう。

これをやることで、自分が何を考え、何をイメージしているのかが明確になります。

もし数日続けることができるなら、どんどん明確に、どんどん具体的になっていきます。

もし数ヶ月続けることができるなら、、あなたの決断スピードは上がり、行動までのテンポ感も増していきます。

あなたが紙とペンでアウトプットすることを習慣化すれば、あなたは高度な思考力を身に付けることができるのです。

紙とペン、侮ることなかれ。