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多様で多彩・カラフルな国シンガポールの今!現地在住フォトグラファーMaikoさん

こんにちは!熊本在住のYukiです。

人と人をつなぐ」をテーマに、イベントユニットRedDotで活動しています。

毎月第2金曜日、熊本シティFMさんの番組「Windy(パーソナリティ:風戸 南陽子さん)」内で、インタビューコーナーを担当させていただいています。

なかなか人と直接会うことが難しい状況の今、このコーナーを通して新たな出会いを楽しんでいただければという想いで始まり、毎月素敵なゲストにお話を伺っています。

今回で最終回となる12回目のゲストは、シンガポール在住、フォトグラファーのMaikoさんです🇸🇬

※インタビューは2021年12月初旬にリモートで行いました。現地の状況は当時のものです。

Maikoさん
2012年オーストラリア国立大学 視覚文化研究科卒業後、シンガポールに移住。Lightedpixels Photography Kelvin Koh氏(現SONY α Ambassador )に師事。
2015年よりシンガポールの日系情報誌の専属フォトグラファーを務める。
2019年に独立後、 Maiko photoを設立。現在は人物撮影を中心にシンガポールで活動中。

シンガポールって今どんな感じ?

Maiko「シンガポールでは、外出時のマスク着用は義務違反したらSGD300(約25,000円)の罰金です。外出や外食時に人数制限があって、同時に行動できる人数が5人とか、厳しいときは2人になったり。2021年11月中旬くらいまでは感染者が1日3,000人くらい出ていたので、ICUの病床が80%埋まったこともあって、人数制限はずっと2人でした。」

Yuki(以下Y)「外出や外食できる人数が2人までってことですか?」

Maiko「そう。だから4人家族だと、2人ずつで分かれないとレストランやスーパーに入れなかったんですよね。一番厳しいときで、行動人数の制限は2人まででした。」

Y「人数制限を守っていれば、スーパーやショッピングモールへは自由に入れるんですか?」

Maiko「シンガポールでは、スマホに追跡アプリを入れなきゃいけなくて、スーパーの入口にあるQRコードを読み取って入店します。後々追跡できるようにするためですね。基本的に、公共施設もショッピングモールもワクチン接種済でないと入れないです。アプリにはワクチン接種の履歴も登録されているので、ワクチン接種済だと、入店時に緑色の背景画面が表示されるようになってます。」

Y「デジタルを駆使して、徹底した対策なんですね。」

Maiko「2021年5月くらいに1日当たりの感染者数が過去最高になったので、急に外食禁止レベルの厳しい規制強化が通達されました。『あさってから規制強化!ってニュースが出て、翌々日からすぐに規制が厳しくなりました。『えっ!あさってから!?』って驚いたけど、対策がとってもスピード感ありますよね。」

Y「なるほど。シンガポールに住んでる人たちは、週末にインドネシアやマレーシアとか近隣諸国に出かける人も多いじゃないですか。今はもちろん国外には出られないですよね?」

Maiko「そうですね。だから一時期はステイケーションが流行ってましたね。国内のホテルがステイケーションの人たちで予約が取れないくらい 笑 私もホテルステイしたんですが、私が泊まったホテルはプールの利用が要予約・1時間のみ朝食ビュッフェは禁止されてたので、席まで食事を持ってきてもらったり。ルールが厳しく決まっていて、コロナ前とはずいぶん違ったステイケーションでした。」

Y「おうち時間はどんなことをして過ごしてました?」

Maiko「コロナ前からGrab foodなどのデリバリーが普及してたので、毎日どこの国のごはん注文しよっかな〜って食事を楽しんでました♪」

Y「いいな〜!さすがはシンガポール、いろんな国の食べ物が充実してますよね。」

Maiko「今日は韓国料理かな?🇰🇷タイ料理にしようかな?🇹🇭って迷うくらいいろいろありますね。各国の料理が充実してるところが、シンガポールの楽しいところですね。

シンガポールでフォトグラファーのお仕事

シンガポールを代表するアイコン、マリーナベイサンズ、シンガポールフライヤー、ガーデンズバイザベイが一望できるマリーナバラージ。Maikoさんの撮影でも人気の撮影スポット。

Y「行動制限期間中は、フォトグラファーのお仕事はお休みされてたんですか?」

Maiko「いえいえ、継続してましたよ。人数制限が業種・職種毎に細かく決まっていて、例えば家族写真撮影は20名まで、というルールに従っていれば、仕事はできていました。」

Y「Maikoさんはシンガポールでフォトグラファーとして活動していて、やりがいを感じるときってどんなときですか?」

Maiko「本帰国前に記念撮影をする駐在員のご家族が多いんです。駐在員と言っても、海外を転々と渡り歩いている方もいますが、貴重な海外での駐在期間を終えて日本に帰国される方も多いんです。だからシンガポール生活の思い出として、家族での写真を撮影させていただくのは、とてもやりがいを感じますね。」

Y「マーライオンやマリーナベイサンズなど、シンガポールを代表する場所で撮影されてますよね。その写真は、駐在員のご家族にとっても一生ものですね。Maikoさん撮影の写真はウェブサイトから見れますよ〜素敵な写真ばかりで私も大好きです✨」

シンガポールの食文化と金魚袋🐟

Y「Maikoさんは、シンガポール在住10年目になるんですね!カルチャーショックを感じることってもうあんまりないですか?」

Maiko「そうですね〜もう2年くらい日本に帰れてないので、逆に日本に帰ったときの方がカルチャーショックを感じるかも・・・笑」

Y「わかります!コールセンターの人の対応がめちゃくちゃ丁寧でこっちが恐縮しちゃったり、どこに行ってもトイレがキレイだったり・・・私も日本に一時帰国する度にカルチャーショックを感じてました。最初はコンビニのコーヒーの買い方がわからなかったな〜笑」

Maiko「日本はほんとにコンビニが充実してますもんね。」

Y「ちなみに、私がシンガポールで最初のカルチャーショックが“金魚袋“。コーヒーのテイクアウトを注文したときに、びっくりしました!」

フルーツジュースはプラスチックの容器で出てきますが、コーヒーは金魚袋(金魚すくい用の袋)に入れてくれます。写真でお見せできず残念!🙇‍♂️

Maiko「あはは🤣そうですよね〜金魚袋には思い出深いエピソードがあって。私、シンガポールに来たばかりの頃は、シンガポール人フォトグラファーの師匠に写真を習ってたんです。ある日コーヒーのおつかいを頼まれたときに、お店の人が金魚袋にコーヒーを入れてくれたので、『こんな状態で師匠に渡せない!!』と思って、プラスチックのカップにわざわざ入れ替えてもらったんですよ。それを持って帰ったら、師匠が逆にびっくりしてました 笑」

Y「あはは😂金魚袋がもはやコーヒーテイクアウトの定番ですもんね!今となっては、金魚袋をぶら下げて歩いている風景が懐かしいです。。」

Maikoシンガポールでは食事は基本外食なので、“打包=テイクアウト“の文化も定着してますよね。」

Y「おうちで日本食作ったりもします?」

Maiko「そうですね〜こっちにはドンキホーテ(現地では“Don Don Donki“という店名)が11店舗あるので、日々お世話になってますね。日本の野菜や調味料などの食材、お菓子やお弁当なども充実してて、値段は日本の1.5倍くらいしますが、現地の人にもとても人気です!」

Y「ドンキはもう11店舗もあるんですね!私が住んでたときにはまだ1店舗目がオープンするタイミングだったので・・・」

Maiko「“beforeドンキとafterドンキ“では、シンガポールでの生活は全然違いますよ!」

Y「あーまたシンガポールで生活してみたくなっちゃいました!早くMaikoさんに会える日が待ち遠しい!」

Maiko「ぜひぜひ!お待ちしてまーす!🇸🇬」

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