気に入ってるクルマを好き勝手紹介する

こんにちは。はじめまして。
久しぶりに投稿するので若干緊張している。

ここでは僕が気に入っているクルマたちを紹介していこうと思う。
基本的に文章を書くのは好きだが集中力があまり続かないため、とりあえず好きなジャンルで1本書くことにした。

クルマ好きな人もそうじゃない人も是非読んで欲しい。
そして読み終わった後、ちょっとだけクルマが好きになっていて欲しい。

そういう思いで書くつもりだ。


第一回

マツダ・RX-8
(アールエックス-エイト)

スポーツカーというものは不自由な乗り物だ。

ドアが2つか3つしかついておらず、申し訳程度に付いてくる後部座席は冗談にしては笑えないくらいの実用性。
おまけに低いから乗り降りしにくい上、夜間は対向車や後ろの車のライトが矢の如く目を刺してくる。
極めつけには、2つに割れているお尻が3つ4つに割れてしまいそうな乗り心地の悪さ。

クルマ好き達が語るスポーツカーにはこういった欠点がよくみられる。しかしそれらをユニークな方法で(ある程度)解決したスポーツカーがあるのをご存知だろうか。

今回紹介するマツダのスポーツカー、RX-8は一見すると2ドアに見える。


しかしよくご覧頂きたい。
Cピラー(後部座席斜め後ろの柱)の切れ込みを。

なんと。
観音開きスタイルなのである。

これにより乗り降りやすさを向上させており、後部座席もある程度のスペースを確保してあるため
2ドアのような見た目でありながら4ドアセダンのように使うこともできる。

(ちなみに助手席を外せばギリギリ車中泊できるスペースを作れるらしい)

RX-8の名の由来にもなっているもう一つの特徴、「ロータリーエンジン」

スポーツカーには往々にして刺激的なエンジンが載っているものだ。
「名車」と呼ばれるスポーツカーには特にその
傾向が強い。それはこのRX-8も例外ではない。

刺激的…と呼ぶにはちょっとニュアンスが違うかもしれないが、それでも個人的には「名作」と
呼べるエンジンが搭載されている。

それが「ロータリーエンジン」である。
(上の画像参照。このおにぎりのような形の部品がクルクル回転して動く)

比較のために、まず普通のエンジン(4ストロークエンジンと呼ばれる)の動きをざっくり説明する。

普通のガソリンエンジンはまず、
1.(吸気)空気を吸う→2.(圧縮)燃料を噴射して圧縮→3.(爆発)燃料を火を付け爆発させて駆動力を発生→4.(排気)爆発した時に発生したガスを排出

そしてこれらはエンジン内部のピストンと呼ばれる部品が上下に合計2回動く事で4つの工程を完了する。

対し、ロータリーエンジンは4つの工程を行うのは同じだが…

上図のように、おにぎりみたいなヤツを1回転させるだけで4工程を終えてしまうのだ。
普通のエンジンはピストンを2回動かさなければならないのに。

つまり単純に考えると普通のエンジンより2倍動く。
エンジンが通常の2倍回転するのでパワーも通常の2倍出る。

実に効率的で夢のようなエンジンである。が、

高回転するから色々問題点もある。
摩擦で色々な所が削れていく、通常のエンジン
には有り得ないエンジンオイルが減っていく現象が起きたりする。
2倍動くから部品がダメになる速さも2倍になるという寸法だ。

また高回転、高出力ゆえに燃費がかなり悪い。
友人が乗っていた頃、たしかリッター4とか5とか言っていた気がする。

ちなみに熱も信じられないぐらい出す。
どれくらい出るかと言うとエンジンルームの熱が車内まで伝わり、運転者が足を火傷してしまい
そうになるくらいには熱くなる。
スカートや短パン、サンダルでは乗れないクルマだ。

こうしたいくつもの欠点を抱えるロータリーエンジンだが、回した時の滑らかさは他の普通の
エンジンのそれとは大きく異なる。

エンジンの限界回転数までシュッと回りきる極めてスムーズなエンジンフィーリングは唯一無二と言わざるを得ない。
そして回転数が上がるのと同時に特有の美しい高音を奏でるのだ。通称「ロータリーサウンド」と
呼ばれる。
(クルマ好きの中にはこれに脳をやられて中毒者になっている人がいる。壊れても、何度も何度も
直して乗っている)

燃費が悪くなってしまうのに、アクセルをつい
つい踏んでしまう。そしていつまでも踏んで
いたくなる。

RX-8は理屈で乗るクルマではないのだ。


マツダはこれまで様々なスポーツカーを作ってきたノウハウがあるため(あの有名なロードスターも)車体の作り込みも素晴らしい。

1.3トンもあるクルマなのに、素晴らしくよく曲がるのはクルマ好きの間では有名な話である。
詳しい解説はかなり専門的な話になってしまうのでここでは省くが、RX-8は数あるスポーツカーの中でもかなりのハンドリングマシンなのだ。

さて、どうだったろうか。
他にはないユニークなエンジンと「ちゃんと人を乗せられる」パッケージ。
オートマもマニュアルも両方あるので、AT限定
免許でも安心して乗れる。
(ただし他の車よりちょっとだけ整備費が掛かってしまうかもしれない)

機会があれば是非乗ってみてほしい。
あなたはきっと「こんな面白いクルマがある
んだ」と思うだろう。

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