ローズステークス2

ローズステークスコース特性(阪神芝1800m外回り)

ローズステークスコース特性(阪神芝1800m外回り)

2007年からが200m距離短縮され、阪神芝1800m外回りで実施されるようになった。ローズステークスの3着までの馬には秋華賞の優先出走権が与えられる。改造工事が竣工した2006年暮れ以降、阪神競馬場は日本屈指のスケールを誇る競馬場に生まれ変わった。全般的に紛れが生じにくい、“真の実力”を問われるコースに一新された。外回りコースでは残り600m地点から直線の半ばにかけて緩やかな下り勾配から“阪神名物”の上り坂に繋がる。3~4コーナーのカーブは距離が長く、大外を回ると距離損になるので内ラチを走れる器用さがあることが重要なポイントになる。上り坂は高低差こそ1.8mだが、120mで登る急坂の勾配は1.5%と中山競馬場の勾配2.03%に比べても遜色はない。外回りコースを走ってくる逃げ、先行馬が坂で失速する程厳しい勾配になっているため、道中で脚をためて、急坂のある直線まで末脚を持続できる馬の好走度は高い。経済コースの内ラチを器用に走り、インから馬群れを割って抜け出す勝負根性のある実力馬を狙いたい。

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