【高松宮記念2019 コース適性情報】

【ダノンスマッシュ】
芝1200mは4戦3勝・2着1回。中京芝は1400ｍで7着。左回りでは3戦で新馬戦の2着が1回。右回り芝1200ｍ戦のスプリン勝負には絶対的強さを見せている。直線の長いコースより内回りや小回りで機動力を発揮するタイプ。ベストは右内回り。直線の長い左回りを克服できるかがカギになる。

【モズスーパーフレア】
芝1200mは10戦6勝・2着1回・3着1回。中京芝は6着・5着。内回りスプリンター。1200mとしてはタフなコース設定で、スピード急坂を駆け上がる馬力が要求される。タフな中山で3勝を挙げており、中京の急坂への対応力は高い。

【レッツゴードンキ】
17年・18年高松宮記念を2年連続2着。コース改修後の過去7回で7番手以下からの差し切り勝ちを果たしたのは13年のロードカナロアのみ。前走阪急杯(G3)を3番手で先行したように、ロスなく直線に賭ける走りが出来れば連続2着から脱却しての優勝も十分にある。

【ナックビーナス】
昨年の高松宮記念を4角6番手から直線伸びて3着した。前走フジオーシャンSは逃げるモズスーパーフレアを見ながら緩みのないペースを2番手で先行して2番手は確保できた。タフ中山の急坂も克服済、昨年3着の実績からコース適性に懸念はなさそうだ。

【ミスターメロディ】
中京芝1400ｍはファルコンS(G3) で1勝を挙げた。昨年は古馬相手の阪神Ｃを2着。直線に急坂のあるタフなコースを得意にしている、スピード・パワータイプ。こういう馬は、先行してさらにパワーが求めされる中京コースへの適性が高い。

高松宮記念コース特性
最後の直線距離が４１２.５ｍに長くなったことでＧ１特有のハイペースにはならない傾向になっている。展開次第では、上りの競馬となる可能性があり、持ち時計は遅くても上位入賞の可能性が出てきた。直線が長い分ペースを問わず、瞬発力を生かした差し馬が有利となっている。逃げ切るのは難しいのが特徴だ。揉まれない外枠の差し馬が好成績。スタート直後の向正面の半ばあたりから直線の入り口にかけて下りが続く。直線に向くとすぐに高低差約２ｍの急坂（勾配２％の急坂）を駆け上がってからゴールまで２００ｍある非常にタフなコース。全体の走破時計も上がりタイムもかかる傾向にあり鋭い切れる末脚よりも長く良い末脚を持つことが求められるコース設定になっている。外枠に入った馬で３３秒台の決め手のある人気薄の馬が穴をあけることがあるので注意！

＜高松宮記念＞
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