＜東京優駿(ダービー)2019 血統情報＞

【4サトノルークス】
ディープインパクト産駒。母の父Sadler's Wells。
サンデーサイレンス系×Sadler's Wellsは日米オークス馬シーザリオ(サートゥルナーリアの母)と同じ配合。母リッスンは、英国G1フィリーズマイルを制している。Sadler's Wellsはスタミナも豊富で大一番に強い血統。高速馬場より、力のいる馬場での方がより高い能力を発揮する。父がディープインパクトで不足する切れを補っていることで、高速馬場への適性を高めている。

【6サートゥルナーリア】
ロードカナロア産駒。母の父スペシャルウィーク。
母シーザリオは05年オークス優勝馬でスペシャルウィーク×サドラーズウェルズというスタミナ配合。ロードカナロア産駒のアーモンドアイがジャパンカップを驚異のレコードで勝っており距離適性に懸念はない。半兄にエピファネイア(ジャパンC、菊花賞)、リオンディーズ(朝日杯FS)がいる。シーザリオは将来的に歴史的な牝系を築いていくと思われる。ロードカナロアは落ち着いた気性で、その良い面を産駒に伝えている。入れ込むこともなくテンションが上がったりするとこもない。道中も折り合えるのでスタミナをロスしないことから、長い距離へも対応できる。

【7ダノンキングリー】
ディープインパクト産駒。母の父Storm Cat。
ディープインパクト×Storm Catは13年キズナが優勝している。半兄にダート短距離G1優勝したダノンレジェンドがいる。ディープインパクト×Storm Catは東京コースを得意で、スピードタイプのStorm Catの影響から、スタミナ不要の直線よーいドンの速い上がりの勝負になると無類の強さを発揮できる配合。

【13ヴェロックス】
ジャスタウェイ産駒。母の父Monsun。
ジャスタウェイ産駒は小回りコースで先行できる馬が好成績を挙げている。17年にオークスを勝ったソウルスターリングの母の父でもあるMonsunはスタミナ血統で距離延長は懸念はない。広い東京コースへ対応できるか少し不安は残る。オークス馬ヌーヴォレコルトは、父がハーツクライで母方にChief's Crownを持っていた。

【14ランフォザローゼス】
キングカメハメハ産駒。母の父ディープインパクト。
近親に15年のダービー馬ドゥラメンテがいる。祖母エアグルーヴはオークス優勝、ジャパンカップ2着。父キングカメハメハは2頭のダービー馬をだし、昨年は16番人気のコズミックフォース は3着に大駆けしている。母の父ディープインパクトは4頭のダービー馬をだしている。東京芝2400mの多くの実績を残している血統背景がある。

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