＜宝塚記念2019 血統情報＞

【1キセキ】
ルーラーシップ産駒。母の父ディープインパクト。
母ブリッツフィナーレは不出走だったが、半姉にオークス馬ダイワエルシエーロ、全兄に中京記念を勝ったグレーターロンドンがいる。父の母エアグルーヴはオークス、天皇賞(秋)を制覇した名牝馬。父ルーラーシップはG1クイーンエリザベスCの覇者で重賞5勝馬。兄弟にアドマイヤグルーヴ、フォゲッタブルがいる。ルーラーシップ産駒特有のスピードの持続力に優れていることかG1のハイペースを高いレベルでスピードを持続する能力がある。宝塚記念の早めロングスパートにも十分対応できる。

【2レイデオロ】
キングカメハメハ産駒。母の父シンボリクリスエス。
エプソムCの勝ち馬レイエンダの全兄にあたる。ディープインパクトやブラックタイドの母名牝ウインドインハーヘアの牝系。母レディブロンドはデビュー6連勝した、子と孫の代で10頭中8頭が勝ち上がっている。非サンデーサイレンス系だがキングマンボ系、シンボリクリスエスにウインドインハーヘアの牝系が掛け合わせられ底力が高められている。

【3エタリオウ】
ステイゴールド産駒。母の父Cactus Ridge。
母ホットチャチャはG1クイーンエリザベス2世チャレンジC(芝9F)の勝ち馬で4つの重賞を制した名牝馬。母の父Cactus Ridgeはストームキャット系で母系はスピード豊かな血統。宝塚記念過去10年でステイゴールド産駒が5勝。宝塚記念は、内回り中距離戦、梅雨時期、阪神開催最終週の荒れた馬場と血統適性の条件は揃っている。天皇賞(春)からの距離短縮は大きなプラス材料なので、一変激走の可能性を大きく秘めている。

【4アルアイン】
ディープインパクト産駒。母の父Essence of Dubai。
母ドバイマジェスティはＢＣフィリー＆メアスプリント (米国G1)の覇者で、母の父Essence of Dubaは重賞4勝馬。母系は抜群のスピード持続力を伝えている。ディープインパクトが母系の優秀な潜在能力を最大限引き出している。広く直線の長いコースの瞬発力勝負だと分が悪いので阪神や中山の直線が短い内回りコースで高いパフォーマンスを発揮できるタイプ。

【6スティッフェリオ】
ステイゴールド産駒。母の父Mtoto。
母シリアスアティテュードはチヴァリーパークＳ、ニアークティックＳのG1の勝ち馬。母の父Mtoto(Ｋジョージ六世＆ＱエリザベスＳは覇者)は欧州のブランドフォード系のスタミナ豊富な血統。いかにも、梅雨時期の馬場の消耗戦への適性が高そうなタイプ。雨で馬場が重くなるようなら1発大穴をあける可能性も十分にある。そこへ成長力豊富ばステイゴールドが配合され古馬になって本格化し重賞を連勝した。ステイゴールド産駒のワンツーフィニッシュがあっても驚けない。

宝塚記念
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