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訪問調査 志摩市民病院@三重 [Day3]

折り返し地点、3日目

いやなんかほんとによく眠れるんですよね、充実した1日を過ごすと
結構早めの時間(20-21時とか)にすごく眠くなってきて抗うことなく眠りにつくと、遅くても朝5時前にぱちっと、目がさめる
これ毎日できたら最高ですね。目標です。

今日のスケジュールはこちら

初日にも"今回来た目的のひとつ"と話していた、以前受け持たせていただいた患者さんのお宅への訪問がこの日叶うようになりました。


在宅の患者さんのお宅へ

これちょっとタイトルがわかりづらくて申し訳ないです
ざ↓い↑たく、ではなく、ざ↑い↓たくの方です
(分かる人には分かる、のかしら、、笑)

正確には、在宅医療を受けている患者さんのお宅を訪問させていただいた、ということです。
2日目にインタビューをしたMSWの方が声をかけてくださって、6年の医学生と一緒に同行させてもらいました。

患者さんのお宅までの道のりが
プチドライブで、いつも密かな楽しみ😍

患者さんのお宅に訪問できるってなかなか無い体験なんじゃないかなあと思います。そもそも患者さんと関わる機会の少ない臨床検査学生の実習ではきっとほとんどの場合無いのではないでしょうか。多分というか確実に私の大学の実習では無いです。

私たち医療従事者が患者さんと関わる場所は主に病院ですが、患者さんがほとんどの時間を過ごしている生活の場に行ってこそ分かることもたくさんあるなあと感じます。


以前受け持った患者さんのお宅を訪問

お昼を食べ終わってから、1年前に初めて志摩市民病院に体験学習へ行った時受け持たせていただいた患者さんのお宅に行くことに。

私の後に患者さんを担当していた医学生と、今回病院で再会するようになり、今回の訪問が実現するようになりました✨
私がその患者さんを担当したのは5日間でしたが、その後病院から家に帰るタイミングから看取りまでを一緒に行った医学生は担当していました。

お宅に到着すると快く迎え入れてくださって、当時患者さんと撮った写真も飾ってくださっていました。
お線香をあげてご家族の方と1時間ほどお話をすることに

患者さんの家に行ってご家族と話をすること自体
なかなか無いですよね、、!


患者さんが亡くなられた後も、ご家族の生活は続いていって、時が過ぎるに従って新たな問題が出てくるようにもなります。"その後"についてお話を聞くことができる貴重な機会で、たくさん考えさせられるものがありました。


ちょっと適切な言い方が見当たらないですが…
なんとなく「一区切り」みたいな感覚で、自分たちの中でひとつの結末を迎えたような気がしていても、決して終わってはいなくてずっと続いていくものなんだなあと。
まだちゃんと言語化できないのがもどかしい感じもしますが、今回の訪問調査の中で特に印象に残っていることの1つとなりました。


副院長にインタビュー

患者さんのお宅から帰ってきたあとは、副院長の先生にインタビューをさせていただきました。お忙しい中の隙間の時間を出して協力してくださいました。

協力してくださった皆さんそうです
本当にありがとうございます、、!!


毎回インタビューをすると、気づけば私の進路相談になっているのですが、今回はもうほぼ最初からそうなっていました(笑)

自分が"こんなことをしたい"とか"こうなっていったらいいな"ということを卒業研究で訪問調査をしながら思い浮かんではいるものの、まだ臨床検査技師でもなければ、どうやって実現にしていけるのか具体的に想像ができずにいました。

先生とお話しする中で、少し目が覚めたというか我に返った感覚があって、
「(やりたいことをするには)まず、自分が誰にも何も言われないくらいの知識と技術を持っていること」

そりゃそうでしょって思う方もいると思うんですが、
今の私に刺さってきたんですよね。


大学に入った当初、なんとなく知識と技術先行の授業にもやもやして、そうじゃないよな〜と思う中で学生団体を立ち上げました。
患者さんに寄り添った医療を提供するために磨かなきゃいけないものってもっとあるんじゃないの?と思って、いわゆる"人間力"を得られる場は作れないかと試行錯誤をしたり、学べる機会に飛び込んでみたり、素敵な方々に出会ってみたり、、

その中で、最も根本、前提にあるべき医療従事者として働く上で知識と技術をなんとなく置き去りにしていたなあと。まあ薄々気づいてはいたんですが
一周回って戻ってきたって感じですかね

ただ、一周回るってことが結構意味があったなと思っていて
どっちの方が大事とかそういうことは無いってことに改めて気がつきました。


私が高校生の頃、"勉強"と"それ以外の力"をどっちも磨くのって難しいなあと思って、知り合いの方に相談したことがありました。

今で言うと、「知識・技術」と「人間力」の両方を
磨くって難しいなあってことです。


その時知り合いの方に言われたのは、「どっちも100%やればいい」と。
勉強を頑張るからといってそれ以外の力が頑張れなくなるとか、そうではなくて、勉強するときは100%勉強を頑張ったらいいし、それ以外のことをするときも100%やったらいいよ

と言われて、すごく腑に落ちたことを思い出しました。

両方足して100%ではなく
どちらもその時できる100%を尽くすってことですね。


そんなことを思い出しながら、勉強も頑張ろ、と久しぶりに勉強のモチベーションもぐぐっと上がる時間になったのでした。


残り2日

いろいろ考えさせられる3日目が終わり、あっという間に残り2日になりました。今回の訪問調査でできたらいいな〜ということはほとんど終わっていた、あと1つ目標にしていた「エコーを触る」は後々達成することができるようになるので、またお楽しみに笑

4日目は怒涛のインタビューDayです。
解析がめちゃくちゃ大変になることが頭にちらつきながらも、いろんな人の話が聞きたい!!という思いで多様な職種の方にインタビューをしてきました
その時感じたことも忘れないうちに(と言ってもう1ヶ月が経ちそうですが)書き留めておきたいと思っています。

ちなみに、今は最後の訪問調査先、北陸におります。
ここでもかな〜り濃厚な時間を過ごしているので、志摩編も、その次も頑張って書いていきます😤

最後まで読んでくださってありがとうございました!

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