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いよいよ受験シーズン真っ盛り。

今回は中高生以上の特に受験や英検を前にした皆さんへ、長文読解の攻略法です。ちなみにこちら、英語の読解だけでなく国語の読解にも通じるところがあります。

しっかりマスターして、本文と問題を捉えていきましょう!

①長文はただの短文の集合体!

長文読解が苦手な生徒さんたちの多くは、短文であれば難なく問題が解ける。そんなに間違わない。だけど、長文になったとたんに苦手!という人が多いかと思います。私も、入試レベルの長文を読むのはあまり好きではありません。

それでも、長文問題といいつつ、本質は今までやってきた短文がただただ前後の相関関係を持って集合しているだけです。ということは、読み解くことはそんなに難しいことではないのです。

問題も、基本的にはパラグラフ(段落)ごとに出ることが多いです。なので、試験問題を読むときはパラグラフ単位で読んでいきましょう。

頭のなかをパニックにさせないように、次のパラグラフは別の用紙で隠して、脳を「難しくない!」と錯覚させてください。特に前半の問題など、パラグラフごとに解ける問題に挑んでいきましょう。

別の紙を使いながら次のパラグラフを隠して読み進めていく

②SとVを見つけよう!

文章を理解する上で一番大切なのは「誰が何をしたか」です。日本語でいうところの主語と述語。英語はとてもラッキーで、構文として、主語(S)と動詞(V)が文の一番最初にほぼ必ずあります。

ですが、この主語がとても厄介で、英検準二級や高校受験レベルの長文問題では固有名詞や代名詞でシンプルに表されることが減っていきます。

ここで例文を見てみましょう。

People in the training centre kindly told us about the guide dog.

宮城県

たいていパラグラフの一番最初の文章は代名詞が使われないので複雑に表現されることが多いです。この問題は特に主語の洗い出しが難しいと思います。

「この文章を和訳してみて」と聞いた時に、日本語でも英語でも主語は一番最初に来るはずですが、最初から読み進めるとどこまでが主語なのかがわからなくなってしまいます。

そこで、文章の主語を見つけるために大事なのはこの文章の動詞がどこにあるかを見つけることです。

People in the training centre kindly told us about the guide dog.

‘training’ は確かにtrain(訓練する)の現在進行形のように見えますが、その前に冠詞 the があることから、絶対に動詞ではないことがわかります。実際、 ‘the training centre’ (そのトレーニングセンター)という名詞ですね。

People in the training centre kindly told us about the guide dog.

次に動詞に見えるのが told (tellの過去形)です。文章のその後を見ると、動詞になるものがないことからこれがメインの動詞だということが理解できます。

また、told の前に kindly (親切に)という副詞が置かれていますね。副詞は動詞を修飾する品詞なので、そこで動詞のありかがちゃんとチェックできるわけです。

ということは…

動詞の位置が理解できたところで、動詞の前にあるのが主語であることがわかります。kindly は先ほど伝えたように副詞ですから、その前が主語である可能性が高いわけです。

People in the training centre kindly told us about the guide dog.

そこから「誰がどうした」を和訳をしていくことで、シンプルな文章であることが見えてくると思います。

③とにかく文中にメモを取る!読解はイメージ力!

国語でも英語でも、長文読解を解いた後に本文への書き込みがないままテストが終了するというのは基本的にあり得ません。

長文読解が苦手な人ほど本文への書き込みがあるはずで、それがないということはただ単語と文を目で追っているだけ文章を理解しているとは言えないのです。

なので文章読解中は本文への書き込み、空白欄には相関図やメモをきちんと書いて、自分が文中から何を理解しているのかをイメージにしてください。

文中に要点をメモにしていく。特にFirst, Second…やBecauseなどのわかりやすい文頭には注意

これができるようになると、本当に劇的に問題が早く解けるようになります。とにかく要点をメモしていく、下線を引いていくことを癖にしてください。

④ 苦手な人ほど先に問題を読むやり方は危険

長文問題の解き方として、よくいろんなところで教えられるのが「まず本文をざっと読んでから、問題を読む。問題に出てきているところを本文から見つけて解くと効率がいい。」というものです。

確かに、これは絶対的に必要なスキルであり、長文読解の最適な解き方ではあります。ただし、これは上の3つの基礎ができることが条件です。

これを言っている人は長文読解が得意な人ですか?苦手な人ですか?

おそらく長文読解のできる人が、効率よく時間を書けない方法としてこの解き方をコツとして皆さんに教えてくれたと思います。だけど、長文問題が苦手な人が、得意な人と同じスタートラインに立って同じことをしてはいけません。

まずは文を読んで理解するまでを何度も訓練して慣れること。それが長文読解が苦手な皆さんの一番最初にやることです。

パラグラフごとにそれができるようになって、正答率が上がるようになってから、問題を先に読む方法をやってみましょう。

時間がない時ほど焦らないで!

試験まであと1ヶ月でも焦る必要はありません。苦手なところの洗い出しができている時点で、試験までの道のりは確実に進んでいます。

時間がない時は闇雲にたくさんの問題を問いて間違いを見つけて理解したくなると思いますが、そういう時ほど焦らずに足元をしっかり固めていきましょう。

焦りは禁物です。楽しさを感じているとき、脳内からドーパミンがたくさん発生します。このドーパミンこそが集中力と記憶力をつけてくれる大切な脳内物質です。大きく深呼吸して、リラックスして、ゲームのように勉強をしていきましょうね!

当校では30分からの個人セッションも受け付けています。オンラインでも対面でも、苦手なところを一緒に洗い出して効率よくそれぞれの進度に合った学習をしていきましょう。ご相談はこちらからどうぞ
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