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苦い思い出

訪問系の仕事をしています。以前、仕事で担当していた利用者さん(Aさんと呼びます)を、街で偶然見かけました。

表向きは、Aさんの担当は私には荷が重い と申し出て、担当を終了することをお願いしました。
でも本音は、Aさんを担当する他の人たちとスムーズに連携が図れず、Aさんの支援がうまく行かないことがほぼ私のせいになり、情けない思いをしたからです。

自分自身、以前よりも精神的に弱くなっているのか、踏ん張りがきかなくなりました。手放すことで自分を楽にする術を覚えたようです。事実、Aさんの支援から離れて以降、気持ちが楽になりました。それと同じくらい、自分の能力って大したことないな という思いもあります。

新しい担当は、こうしたケースに長けている人にお願いできたので、あれからAさんの暮らしは快適になっているはずです。
そうでなければ困ります。とりあえず外出できているということは、体調の大きな悪化は無さそうです。

昔の恋人にばったり出くわしたなら、ほろ苦い思い出が甦るのでしょうが、うまく行かなかった仕事ですから、ただただ苦いだけでした。

(画像お借りしました💜)


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