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死にそうな時自分を救ってくれた存在たち

私の命を繋ぎ止めてくれてありがとう。

※(2023/10/10に執筆したものです。今は家族と仲直り出来ました!)


・漫画「地縛少年花子くん」
Gファンタジーで連載されているこの作品。
あいだいろ先生という二人組の漫画家さんが作ってくれています。

2020年の夏だったと思う。
眠りたいのに眠れない日がずっと続いていて、経験したことある方ならわかるかもなんですけど、
本当に、眠剤が全く効かない日ってあるんですよね。
で、自分ももう眠いんですよ。
でもまぶたを閉じても眼球がもうキマりきっちゃってて、眠いのに、、眠れない、、、死にそう、、眠剤も効かないなんて自分本当にダメなのかも、死んだ方がマシだよ、、、
って思った時に電子漫画でも読むか、寝れんし。と思って目についたのがこの作品でした。
絵柄も話の設定もキャラデザも何もかも爆裂に好みで、面白すぎてハマった。
読むうちに自分の心が元気になっていくのがわかって、漫画ってすごいな、この作品、すごいな、って思った。
作品のテーマも生と死が根本にあるので、色々その時の自分にぴったりだった。
そして自分は絵を描くのっていいな、漫画描くのって面白そう、って思った。

・魔法使いの約束
なんかこれはもう良すぎて意味わかんないです。
女性向けゲームと銘打っているので男性ユーザー少なそうなのが本当になんとかなんないかなって思うんですけど、これすごくて、まず自分は魔法使いもイケメンもすごく好きなので、ホイホイダウンロードしてのめり込んでいったのですが、まず全員顔がいいんですよね。21人全員。お人形みたいな双子は魔法でイケメン青年になってくれるし、生まれた時から神様として崇められた「愛」を探し求める実年齢2000歳の32歳のイケメンお医者さんはいるし、すごく顔がいいのに不器用で部屋で一人で機械いじりしてるのが好きな引っ込み思案のおぼっちゃまもいるし、自分の婚約者の記憶を失いながらもその存在を探し求める貴公子もいるし、人間を信じた結果裏切られ火炙りにかけられ引きこもった呪い屋のイケメンメガネ魔法使いもいるし、好きだった女が産んだ子供二人(その女は二人目を産んだ時に死んじゃったんだけど)を守る約束をしちゃった長身赤髪の爆強色男の魔法使いもいてめっちゃいいですよこれ。これだけで興味持っていただけたらアプリインストールしてみてください。沼りますので。
さらにBGMもかなり良いというか好き。で、設定もストーリーもすごく良いというか好き。
魔法使いは「約束」を破ると魔法が使えなくなってしまうので、約束はしないんです、ていう設定なのですが、彼らめちゃくちゃ約束しちゃってて、多分今後のストーリーでも約束しちゃうんだろうなって思うのですが、「縁」とか「絆」とか「因縁」とか、人間の社会性というか関係性の相関図すごいんですよね。なぜなら21人いるので。
人生観めちゃくちゃ育ちました、これで。
なんかその辺の顔面がいいだけの薄っぺらいコンテンツとは違くて、中身が良すぎるマジで。
登場人物が基本的に魔法使いなんですけど、魔法使いなのにこの人たち全員ちゃんとエゴがエゴしててめちゃくちゃ人間くさいんですよね、それがすごくいい。
人間を人間たらしめるのってエゴだよなって思う。本当に勉強になる。
舞台も毎回配信で拝見させて頂いてるのですが、なんかもうまじですごくいい。再現性高い。全員歌も上手だし、ダンスも上手。演技とかは全然わかんないのですが間の取り方とかわあ〜って思うし、プロって凄いって思う。自分とあまり年齢の変わらない方達なのがびっくり。いつか生で見たい。

・最愛のハムちゃんたち
大学生の時躁状態だったのもあるけど、3匹飼いました。3匹目のハムちゃんが死んじゃった時は悲しすぎて涙が出なかった。
あのあったかい小さな命がいつもそばにいなかったら、どうなってたかわかんないな。
最後まで残ってくれてたハムちゃんはブロッコリースプラウトが大好きで、「おいしい?」って聞くといつも「うん!」とでも言うかのように頷いてたんだよね。あれって言葉通じてたのかな?
ハムちゃんあるあるなんですけど、ごきげんだと「ぷぷ」って鳴きますよね。
ハイパー愛しいな。会いたいな。

・YouTube
中学3年生の頃はもっぱらディズニーランドのサックスフォーの動画を端から端まで見て、当時自分は吹部で打楽器だったので高校からは絶対にサックスやろうって思っていたんだよね。思い出した。サックスアンサンブルが自分の夢だったんだよな〜。
あとディズニーのパレードの英語の歌詞とか面白くて、字幕付きのPV(ファンの方が作ってくださったやつ)とかめちゃくちゃ見ていたな。ハッピーハロウィンハーベスト、サンタヴィレッジパレード、イースターワンダーランド、ミステリアスマスカレード、ジュビレーション、ハピネスイズヒア、ワンスアポンアタイム、フローズンフォーエバー、、今でもいちいち調べんでもすらすら出てくるし本当に大好きなんだなって思う。

あとはボカロ全盛期世代なので、カゲプロ、悪の大罪シリーズ、とか色々。高3の時はロイヤルスキャンダルシリーズやオスタープロジェクトのボカロミュージカルシリーズが大好きだった。その時からそうなんだけど自分はメジャーな有名どころよりマイナーな作品の方が好きだった。千本桜よりカンタレラの方が好きで、カゲロウデイズより透明アンサーの方がアイポッドナノの再生回数えぐかったりとか。自分が普通の人たちと感性とか好みがズレてるのは10代ながらも気づいていて、疎外感というか寂しかったと思う。だけど自分の好きな曲たちがYouTubeにはたくさんあって、家帰って親の目を盗んではずっと観ていたな。懐かしい。

大学生になってからはカップルチャンネルを見るのがすごく大好きで、良いな、こんな付き合い方できたらすごく楽しそうだな、とか思ってた。その時もディズニーデートの動画めちゃくちゃ観ていたな。
でも結果的に恋愛への理想を底上げすることになってしまい、ちょっと大変だった。だから最近はもう観ていない。
でも自分の死にそうな心を繋ぎ止めてくれていたのはYouTubeのコンテンツでもあった気がする。
その時自分が現実的に叶わないことを求めていたのかもしれない。

・小さい頃見ていたアニメを見直す
おジャ魔女どれみとか、明日のナージャ、シュガシュガルーン、しゅごキャラ、とか。これ大人になってから見直すとすごい心の栄養になって、良いんだよね。
あのシーンのあの台詞ってこういう意味か!みたいな。二度でも三度でも美味しい。まあそれができたのも自分がニートだからっていうのもあるんだけど、芸術って人の心救うよねって本当に思う。

・創作(イラスト)
なんか2022年は1月から12月まで漫画家になりたくて一年間ずっと頑張っていたんですよね。12月の中旬にパタっとやめてしまったけど。
漫画を描く前に自分はまず絵を描けないから、まず一枚絵から描けるようになろう、と思って、絵は載せられないけどまあまあ目覚ましい成長を遂げたと思う。クリスタで背景まで描けるようになったし、ネットや書籍を買ってノートにまとめて勉強したり、我ながらかなり真面目に頑張っていたと思う。さいとうなおき先生の練習法試したりとか、向精神薬漬けになってても深夜まで夢中で描きまくっていたな。楽しかった。
あのままやめていなければ、今頃漫画家まで行かなくてもココナラとか依頼とかでお金もらえてたかもしれないよね。
なんでやめちゃったんだっけ。

・創作(小説)
なんかこれは11歳くらいからずっとやってて、当時夢小説とかめちゃくちゃ流行ってた時なんですけど、「二次創作」という言葉を知らないままそういうのを書いてました。campusのノートに。めっちゃ懐かしいな。
で、中学上がったらオタクの先輩に二次創作の存在を教えてもらって、あ、自分がやってたのって二次創作っていうのか!って納得した記憶がある。
その後も勉強より自分の二次創作や一次創作のネタとか考える方が全然ペンが進んで、ワクワクしたな。
11歳の時にはもう家の中が地獄というか終わってたので、自分の部屋にこもってノートにガリガリ書くのがすごく楽しかった。たまに泥酔した父が後ろからノートを覗き込んでくるのがめちゃくちゃ嫌だったな。ディズニーのパレードの音源のMDをループ再生しながら無心で書いてたし、絵描くのも好きだったから漫画の写し絵とかも描くのも好きだった。その時の二次創作campusノートは少し年齢を重ねた頃に恥ずかしくなっちゃって捨てちゃったけど、捨てなくても良かったかもなって思ってる。
創作というか自己表現するのが自分はストレス発散だった(今もそう)んだけど、やっぱり抑圧された環境だったから尚更そのパワーがすごいのかなとか思ったりする。
今もこうしてキーボードをガタガタさせながら無心で文章を打っているわけなのだけど、やっぱ良いな、創作って。生きる喜びだな、自分にとって。

重複するが芸術って、音楽にしても小説にしても絵にしても、演じるにしても、人の心を救ったり心の拠り所になったりするよなって往々にして感じていて、もし自分が生きるのをやめずに生き続けられるのなら芸術を作る側の人間になりたいと思う。
自分の心を救ってくれた恩を、今度は自分が作り出し、表現することで誰かの心を救うことで社会に還元できたら、こんなに幸せなことはないだろうな。

そして今はあまり仲が良く無くなってしまったけど、これらの作品に出逢わせてくれたのは間違いなく自分の家族で、育ててくれたのも支えてくれたのも家族のみんなだと思う。
こんなところで文章並べる前に直接言いに行けよって自分でも思うけど、自分は気持ち悪い人間なのでまだそれができない。家庭内戦争起こってから日が浅いというのもあるけど。
傷つけてごめんね。だけど私もかなり傷ついたからどうすればいいのかわかんなかったし、今でもどうやって接していくのが正解なのかわからない。

そしてこれも今は疎遠になってしまった人たちばかりだけど、自分が辛かった時外で遊んでくれた友達や先輩、後輩にも恩があるなって思う。本当に当時はありがとうございました。今もだけど。
疎遠になってしまった人たちとの縁を再び手繰り寄せて感謝の気持ちを伝えたいけど、今の自分の心身の状態では難しいのが悔しい。
これも何が正解なのかわからない。
疎遠になって連絡すら取らなくなっていくのが大人になることのような気もするけど、どうなんだろう、わからない。
傷つけてごめんね。もう私のことなんか忘れて幸せに生きてほしい、全員。

結局人は社会的な生き物なので一人では生きていけないのはわかってるんだけど、なんかもう傷つき&拗らせすぎて意味わかんないんだよね。
現在の人間関係についてどうしたらいいのかも自分の将来すら見えない。

でも自分の今までの人生で自分の心を救ってくれたこの全ての存在にありがとうって心から思う。

私の命を繋ぎ止めてくれて、本当にありがとうございました。


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