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#107:胆石症

胆のうから分泌される消化液の一つである胆汁の成分が固まってしまい、石のようになってしまう(結石という)症状のことを胆石症といいます。
この結石の大きさはさまざまですが、だいたい1センチ前後のものが数個できます。しかし、たった1センチ前後の大きさとはいえ、激しい腹痛を伴い、痛むのは上腹部や、背中の右側などに多く起こるので、この辺りが頻繁に痛む場合は専門医の診断が必要です。

ツボ療法で、胆石を取り去ることはできませんが、次のツボが胆石の痛みを和らげるといわれています。ぜひ、お試しください。
1)『胆兪(たんゆ)』・・両肩甲骨の下端からさらに二つ下(第10‐11胸椎の間)の高さで、そこから指二本分両外側。
2)『丘墟(きゅうきょ)』・・足の外くるぶしの前斜め下のくぼみ。
1)は、だいたいの場所でいいので、誰かパートナーに4~5分指圧してもらい、
2)は、ボールペンのキャップの方などで、少し痛い位の刺激で1~2分刺激してみましょう。

古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com

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