起きているときは、ノドは筋肉の力によって気道のスペースを確保しているのですが、睡眠時には、筋肉が弛緩して気道周りが狭くなり、その狭い軌道を通過する時に『いびき』は 出てしまいます。
出やすいのは肥満気味の人。仰向けで首が前に傾いた状態で寝ることで気道が圧迫して起こることが多く、その他に、扁桃腺の肥大や鼻炎やアレルギーによる鼻づまりなどの体質的なもの、多量の飲酒や喫煙等による喉の張りなどが原因となります。
いびき自体は放っておいても問題は無いのですが(周りの人が迷惑)、狭い起動で満足に空気が入らない状態では眠りも浅く疲れが取れない上に、体への酸素の供給不足は、高血圧や心筋梗塞などの心疾患による突然死のリスクが高くなり体にとって深刻なダメージとなります。

ツボ１『上星（じょうせい）』・・・髪の生え際から３センチ上がった処と、
２『人迎（じんげい）』・・・ノド仏から指幅２本分両外側、のツボは鼻と喉の通りを良くしてくれます。
日頃から刺激していびきの出づらい体質にしましょう。

中野坂上治療院
古賀　直樹
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