19皐月賞r

ファンタジストは皐月賞馬にはなれない

 これは、弟子筋から聞きかじった話として、過去に何度かBLOGに書いたから記憶にある方もいると思うが、単純に言うと「皐月賞馬経路(着順含む)」は前年と同じになることは無い」という事。それは、つまり昨年のエポカドーロの経路である今年の「スプリングS」2着馬であるファンタジストは皐月賞馬にはなれない事を意味する。と言ってもグレード制導入後の全レースという過去事象が再現し続ける事が前提の話。信じるか信じないかは貴方の自由なのは言うまでも無い。ここに前走までのローテや戦歴なども加味するそうだが、詳細は知らない。それでも、それなりに売れるファンタジストの単勝馬券。それが日本の競馬なのである。誰が何と言おうがお構いなく、売れる馬の単勝は売れるからギャンブルとして成立するのである。
 知っているようで知らない事って競馬の世界にも多いが、1986年以降で「皐月賞」に出走頭数が最も多いトライアルはどちらのレースなのか?と問われてすぐに正答を出せる記憶力の良い人はどの位いるだろうか。当の私も調べるまでは朧気(おぼろげ)であった。
 実は「スプリングS」が139頭で、「弥生賞」の73頭を圧倒しているのである。しかし、皐月賞馬になったのは「スプリングS」の10頭に対して「弥生賞」が9頭、そしてG3「弥生賞」から1頭。で「レース名」だけの比較なら同数になる。G制以降に拘るなら、これに1985年ミホシンザンの「スプ」1着と、1984年シンボリルドルフのG3「弥生賞」1着が加わることになる。前走着順の総てが1着である訳もなく、出走馬が53頭の「若葉S」から臨戦の皐月賞馬がトウカイテイオーなど5頭存在するのである。そして、それは前年のルートを辿った事は1度も無いだけの話。
 ※この記事の画像が、中途半端なので、記事中に張り込んだら全表示できるかテストしときます。

 
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?