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うぶな恋心

君に送ったひとつの言葉
高まる想い心にしまえずに
何も持たず家から飛び出した
歩きながら口ずさむ君の好きな歌
軽やかな足で1人踊る、踊る
暗く静かな街並み、僕だけ浮いてるよう
鼓動のbpmあがっていく
照れ隠しにまた、走る、走る
誰もいない世界でも光は輝き僕らはそこにいて
そうさ
この想いだけが君の存在証明であってほしい
そして僕も


届かないとわかっているからこそ
透明な夜空に僕は叫ぶ
どこにもぶつけようのないこの想い
そよ風に飛ばされていく
もう少し身勝手なままでいさせてほしい
君に伝わるその日までは
本当の自分に気づいたときには
溢れ出して止まらなかった
このやさしくもどかしいもの
なんと名前をつけたらいいか
君にとってはある一つかもしれないが
僕にとってはただ一つそれだけは確かだ

星の下地べたと同じ目線でつぶやいた
いつかきいてほしい言葉
腰が曲がって走れなくなっても君が側で笑っていてほしい
ただそれだけ



どうせ誰も聞いてないからこのくらい好きに言ったっていいよね 






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