見出し画像

2021年。今思うこと

激動の時代。この1~2年で生活や心情が大きく変わった人が多いと思います。

もちろん私もそうですが、この状況化での気づきを書こうと思います。

価値観の二極化

コ●ナ禍以前は何となく隠すことができた”個人の価値観”が「外出する、しない」と言う日常生活ではっきりとその人の思考がわかるようになってきた。

私はコ●ナはまったく気にしていない。
当初は正体がわからないから、恐怖に感じていましたが、調べていくうちに
「おかしい」と思うことが多く、そのうち私の中では怖いものではないと確信したので、普通に暮らしています。

こんな中、今まで何となくお付き合いしていた方をお茶に誘うと
「こんな状況だから、外出は控えます」
と言われ。
「あ!この人そうなのね。」と認識することが増えてきました。
そうしているうちに、”コ●ナは気にしてない人”しか周りにいなくなりました。

情報格差

数年前、今から情報格差がますます激しくなるという記事を読んでいたのですが、この時期テレビ見る人、見ない人の情報の差が激しいと体感しています。
コ●ナ脳の人は、きっとテレビのニュースからの情報を取っているんでしょうね。ニュース見ない私には、何がそんなに怖いのかな?と思えてくるので、今までは何となく会話ができていた人との話が合わなくなってきました。
コ●ナには人を分断する要素がふんだんにあるようです。
そもそも、対立とは2極化から生まれることから、

”マスクする、しない。”
”外出する、しない。”

みたいな対立構造の二極化は、どこかの誰かがこの社会に仕掛けたものではないの?なんて想像を膨らます日々です。

誰かが何とかしてくれる?ヒーローを待つ人々

正直、緊急事態宣言を喜んでいる人って、極少でしょうね。
世の中の大半は、遊びに行けないストレスを抱え初めてるようです。
現実マスクしている息苦しさだけでも相当なもんです

ストレス発散する飲み屋も、映画館もカラオケも劇場も行けないんですもんね。
国や都政、県政に早く何とかして欲しいなんてつい思っちゃいますよね。

アメリカでは、トランプ大統領が世界を変えてくれると「Qアノン」とかも盛り上がっちゃたりしてますね。
あれも、トランプが正義の味方で売電が悪みたいな、対立の構図。
一見、正義の味方が悪を倒して、平和な世の中になるって、いいお話ですが、ちょっと俯瞰して見ると、そこには、私は傍観者でしかなくないか?と気づきました。

小さい時からヒーローものと言うのがあって、悪者はヒーローがやっつけてくれる。と言う神話が頭にこびりついています。
助けを待つと神か仏かトランプが今の世の中を何とかしてくれると思っていないか?
これは、どこかに必ず正義の味方がいて、いつか助けてくれると言う、
「自分には戦う力がない」「私なんて」と言う自虐史観そのものではないかとぞっとしてきました。

きっと、多くの人が「自分なんて」ときっと思っていて、こんな世の中、長いものに巻かれて身を任せるしかない。と半ばあきらめている人が多いのでは?
こうやって人は自分は取るに足らない存在で、人のために何かやるとか、人の役に立つなんて、”立派な人がやるもんだ”と自分の力を無きものにしてしまっている世界の様に見えてきました。

人は本来、誰かの役に立ちたいという願望を持っています。
でも、それはヒーローがやることで、ヒーローでない自分が、そんな大それたことなんてできるわけない。とあきらめることが多くなり、だんだんと自分の力を小さく見積もり始めたのが世の中の多くの人ではないかな?と思えてきました。


現状を何とかしなきゃと思う人、恐怖だけ感じている人。あきらめている人。

この状況化が確実にいろんな価値観を生んでいます。
日本人はピンチな環境で本来の能力を発揮すると言われています。

東北の震災では、日本人が秩序正しく、避難生活を送っている姿は今も私の脳裏に焼き付いています。
ピンチになると”助け合う”という日本人のDNA。

私たち日本人はこんな状況化だからこそ。助け合い、分かち合っていく生き方が合っています。どこかの誰かではなく、今できることをやりたいと思っている人が実は多いかもしれません。

ヒーローに何とかしてもらう人生は、自分自身の人生の手綱を誰かに握らせている状態と同じ。
自分で自分の状況は変えていく。何とかする。そこには人にたすけを求めることは出てくると思います。でもそれはヒーローではなく、助け合える仲間を作って、助け合う環境を作ることで自分自身の本来の「人のお役に立ちたい」と言う力も湧いてくるはずと思っています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?