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自然な流れの中で生きるそして感じて見つける*日常使いの心の学びの場*

 昔々あるところに・・・。

 そう言いたいぐらい長い長い時が経ちました。

 私にとっては、「いつになったら本当のことを始められるのだろうか?」と長年思っていました。

 小学生になったばかりの頃に、ベットに横たわっていた私は、宙に浮きました。何が起こったのかわけがわからなかったけれど、天井まで行った時に、今なら何処へでも行けると思いました。でも、ちょっとだけ怖かったのです。世界中に飛んで行きたかったけれど、何となくこのまま行くとここに戻れないような気がして一度、戻りました。

 母親に「今なら何処へでも行けるのだけれど、行ってもいい?」と尋ねました。直感力のある母だったので、私が幽体離脱をしていたことをとっさに感じた様子で、「ダメだよ。危ないからね。」と言われて、断念しました。

 でも、その体験はずっと私の心の中にありました。「人に話したらおかしな人だと思われる。」「信じてもらえない。」「何だったんだろう?」あのことは・・・。

 それがずっと私の意識の中にありました。直感力も小さい頃から鋭かったので、だいたい大人が次に話す事は話す前からわかっていました。しかし、それをどう表現したらいいのか、誰に伝えたら本当の事がわかるのかわからなかったので、ずっと隠してきました。

 成人して働くようになってから、その答えを見つけるために色々な勉強会に出ました。当時はまだ精神世界のことがこれほどオープンではなかったので、秘め事のように小さくなりながらそれでも探求し続けました。

 インドへ行ったりネパールへ行ったりもしました。永平寺の座禅修行をしたこともあります。海の中に深く潜ったこともあります。肉体の極限に挑戦したこともあります。ありとあらゆる事の中に精神と肉体の関係性を生きている事の答えを求めて探し続けました。

 そして、結婚して二人の子供に恵まれて、その子たちももう立派な大人になりました。ホロスコープでは、土星という星が生まれた時と同じ配置になるのに、28、5年かかって一周すると言われています。この時は大転換点とも言われていて、結婚はこの周期の時でした。そして、今ふた周り目の大転換点が回ってきているのです。

 求めてやまなかった答えが今目の前にあるような気がするのです。もがいて探して探していたことが、実は外にあるのではなく、自分自身の経験の中にしっかりと答えがあるところまでたどり着きました。これが自然の流れというものなのだということを感じている今です。

 noteに書かれている記事を垣間見ると、「どうしたら毎日書き続けられるか。」「ネタ探しの仕方」みたいなことを記事として取り上げているのを時々目にします。外の情報に惑わされている間は、自分の本当の答えは出てこないでしょう。毎日を丁寧に生きること。その中から気づく事の深さが自分自身に教えてくれます。とても繊細で些細な事なのですが、とても深いのです。

 日常使いにできる、心の学びの場を作りたいと思っています。何年か色々と学んでみて、最初にいろいろと取り組めそうなことがたくさんあるからです。若い人たち、次の時代を作っていく人たちにぜひ伝えたいと最近は強く思うのです。

 ほんのちょっと知っているだけで身につけるだけで、人生という経験が豊かになるために伝えることができたらと願っています。

 魚座から水瓶座の時代になっている今だからこそ、こうして言えるのかもしれません。長い長い人生の時をかけてきたことを今こそ、生かす時だと感じています。

 

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