何度言ったらわかるの?のモヤモヤ

みなさん、こんにちは!rei.coです。
みなさんも一度は「何度言ったらわかるの?」と言ったり、言われたりしたことありませんか?
私は人に言ったこともあるし、言われたこともあるし、なんなら自分に対して「何回同じこと繰り返してんの自分!!」とうなだれることがよくあります(笑)

「何度言ったらわかるの?」と人に言う時って、本当、イライラしちゃいますよね?
それはたぶん、「1回で解れよ!」っていうことを何度も繰り返されるイライラなんでしょうね。で、また同じことをされてしまう。

これ、言われてる側から見てみると、たぶんこういうことなんですよね?
「解ってるんだけど、やっちゃうんだからしょうがないじゃん!」って。

先ほども言いましたが、私は自分に「何回同じこと繰り返してんの自分!!」ってうなだれることがたくさんあります。自分でも解ってるんです。それでもやってしまうことを他人から言われるとイラっとしちゃうんですよね~。これを俗に「逆切れ」と言います。(笑)

そこで、「何度言ったらわかるの?」について私なりに分析してみましたので、ご紹介させてください。

1. 何度も繰り返すのは癖

どうしても繰り返しちゃうのって癖なんじゃないでしょうか?
癖ってなかなか治らないですよね?「だって癖なんだからしょうがないじゃん!」って言い訳にも使われるくらいですから1回言われるくらいじゃ治りません。

ちなみに癖ってどういうものかと考えると、良くも悪くも自分にとって心地よい行動なんだと思うんです。
例えば、臭いと分かっていても足の爪垢を嗅いでしまう人。「汚い」「くさい」「ヤバい」と思いながらも、あの臭いがたまらなく嗅ぎたくなる。それって心地いいからやってしまうんじゃないでしょうか?本当に不快でしたら二度と嗅ぎませんものね!

2. ダメだと解っててもやってしまうのは心地いいから

例えばダメだと分かっていても嘘をついてしまう人って、たぶん、そうすることで自分を心地いいところへ逃がす、防衛反応みたいなのが働いているんじゃないかと思うんです。
そして、それを無意識にやってしまう。
だから、「何度言ってもわからない」んじゃなくて、何度言われてもやめられないんです。
そりゃあ、他者が嫌がる行動をしていたとしても、それが自分を心地いい安全地帯に逃がしてくれる行動なんだと思い込んでたらついついやっちゃいますよ。

だとしても、仕方ないだろうじゃすみません。社会で他者と交じりあって生きていかなきゃいけませんから。

3. 何度言われてもやめられないこと
 
何度言われてもやめられないことでも、本人にやめたい気持ちがあれば変えられると思うんです。
あと、その行動で本当に自分が不快に感じる経験をすればやめますよね?
例えば、足の爪垢を嗅ぐのが癖だったとしても、尋常じゃない、鼻がもげるほどの異臭を2,3回連続で嗅いでしまったら、さすがにやめますよね?(1回じゃやめない)
または、1回でも嗅いだことで嘔吐し、3週間入院するくらいの苦痛が伴うとやめるでしょう。
ちょっと例えが気持ち悪いですが(汗)そのくらいを想像すると癖もやめられそうです。

ですから、何度か繰り返して失敗を経験しないとやめられないということです。
あとは、大切にしたい人を傷つけてしまう苦しみを思うだけでもやめられるかもしれない。
つまり、本人の強い意志か、不快感を感じた時にやめられるということです。

ただし、時間はかかります。ですから、何度も言われないとできないんです。
1回ではやめられないということを意識しておくと、言う側になっても少し理解ができてイライラも軽減されるのではないでしょうか。

「何度言ったらわかるの?」

この言葉を言う側も、言われる側も「何度も言われないとわからない」んだと、頭の片隅にあれば少しは楽になれるのかな?

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