日中幽霊

ゆうれいだぞ!

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【台本】やりたいことリスト

──── ・人数……2人 ・時間……約3分 ・ジャンル……学園、シリアス ──── (地明かりCI (チャイム音CI (二人板付き 菜月「もう卒業かあ」 陽菜「まだ実感湧かないよね」 菜月「もう卒業式も終わったのに?」 陽菜「じゃあ菜月は実感湧いてるんだ?」 菜月「……いや?」 陽菜「そうなんじゃん」 菜月「まぁ、なんというか、早かったな、とは思うな。」 陽菜「そうだね。そういえば、教室行かなくていいの?皆教室いるけど」 菜月「いいかな、別に。人が多いのは

    • 【台本】幽霊探偵少女

      ――概要 ・タイトル:幽霊探偵少女 ・人数  :8人 ・時間  :約30〜35分程度 ・ジャンル:シリアス ・台本使用:連絡してください(喜ぶので) ――あらすじ 幽霊を見ることが出来る高校生、御茶山レイナ。彼女は休日に友達と山の中の旅館に泊まりに来ていた。のんびりと羽を伸ばしていたが、彼女の泊まっていた旅館で人が亡くなってしまう。レイナは旅館で亡くなってしまった女性の幽霊に、あるお願いをされ…… ――登場人物 ・御茶山レイナ(おちゃやまれいな)―女性 星海高校二年生

      • 台本「或る阿呆の紺春」

        ────────── 必要人数…9人(男性3、女性6) 時間…約15〜20分 台本使用…連絡してください(基本OKします) ────────── ・白石優(しらいしゆう) 虐められて、追い詰められ自殺してしまった。成仏出来ず、霊として現世をさまよっている。まし ろと非常に仲が良い。和也とは元々仲が良かった。よく一緒にゲームをしたりしていた。が、突 如虐められる。 ・朝霧真冬(あさぎりまふゆ) 霊が見える。転校生で、今年でこの学校が2年目。 (2年生になって転校してきて、現

        • 台本【友達契約】

          ・佐久間 桐人 (さくま きりと) ・律 桜 (りつ さくら) ・赤城 ルリ(あかぎ るり) ・紅花 桃 (べにばな もも) (舞台帰り道、桐人と桜下手からゆっくり歩く。 桜「今日の数学やばかったね」 桐人「ほんと、難しかった。課題いっぱい出されたし、帰ったら早くやらなきゃ。」 桜「そうだね。」 桐人「昨日のテレビ見た?あの音楽n」 桜「そういえばさ(割り込んで)」 桜「今日で切れるよ、"友達契約"。どうする?延長する?」 桐人「……でも、もうお金が……。」

        【台本】やりたいことリスト

          【雑談】病院で見つけた幼い子

          今日、病院に行った時、小さい子供(2,3歳くらい)を連れた奥様を見かけました。 名も知らぬその親子が目に入ったのは、その子供が泣いていたから。親と少し離れた場所で、"待って"と言わんばかりに手を伸ばし、泣きながらすたすたと親の元へ。 ただそれだけですが、私は妙に感傷的な気分になってしまいました。 私とあの子では10年と少ししか生きている時間は変わりませんが、あの頃は全てが大きく見えたものだな、と思ったのです。 今の私にとって、数メートルの距離を遠いと感じることはほとんどありま

          【雑談】病院で見つけた幼い子

          【小説】半月の学び

          授業の終わりを知らせるチャイムが鳴る。ようやく今日一日の全ての授業が終わった。日曜日だというのに、一日中塾に籠らなければいけない。受験生というのは大変だ。ちょうど午後七時。教室の無駄に大きい窓の外には紺色が広がっている。  ぞろぞろと生徒が教室を出ていく中、ゆっくりと帰り支度をする。別に急ぐ必要は無い。  なんとなく、ついさっき配られた、この塾の高等部の紹介プリントを眺めてみた。三つのコースとそれぞれの料金や特徴、合格実績などが、分かりやすくまとめてある。今日の最後の授業は、

          【小説】半月の学び

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          シオカラ節アレンジ【DTM初心者】

          スプラトゥーンのシオカラ節をアレンジさせて頂きました。映像は任天堂のものです。

          シオカラ節アレンジ【DTM初心者】

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          【小説】今日、僕は人を殺した。

          雨の激しい夜のことだった。 今日、僕は人を殺した。 同じマンションに住んでいる、僕の部屋に遊びに来ていた友達に、自分の作品をこっぴどく貶され、それに腹を立てた僕は、近くにあったトロフィーでそいつの頭を何度も殴った。動かなくなっても、何度も、何度も、怒りという感情に身を任せ、殴り続けた。 ハッとした時にはもう遅く、友達は頭から血を流し死んでいた。動かなくなった頃には既に死んでいたのかもしれない。 殺してしまったショックでどうしたらいいか分からなくなった僕は、しばらくその場か

          【小説】今日、僕は人を殺した。

          【小説】夜間見回りの警官さん。

          店員「ありがとうございました!!」 元気な店員さんの声を背に、コンビニを出た。 「はぁ……。」 思わずため息が出た。 深夜、一時半。街灯に照らされた夜道をとぼとぼと歩く。小さい時、よく通っていた公園へ。 公園のベンチに座り、コンビニで買ったおにぎりとお茶を、ビニール袋から出した。このビニール袋は、昨日買った袋の使い回しだ。 おにぎりを、小さく一口かじった。最初は、いかにもコンビニのおにぎりらしいお米の味がした。が、噛んでいくたび、ご飯の味は昨日と同じ涙の味に変わっ

          【小説】夜間見回りの警官さん。