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「物語」に命を削りたい

【#30】20210730


人生は物語。
どうも横山黎です。


このチャンネルでは、作家を目指す大学生が、思ったことや考えたことを物語っていきます。是非、最後まで読んでいってください。


今回は、「『物語』に命を削りたい」というテーマで物語っていきます。


僕の今の心の整理するためのものであり、同時にこれからの自分への挑戦状でもあります。
つまり、今回は、「僕のための話」です。
すっっっっごい個人的な話なので、許してください(笑)


☆人生が物語ならば


僕、毎度毎度、冒頭に「人生は物語」というフレーズを置いているんですね。
これは僕の生きる指針です。
「人生は物語」なんだから、「物語を綴るように生きていこう!」ということです。


じゃあ、さっきから物語物語いってるけど、物語ってなんなんだ!って話ですよね。

僕のいう「物語」は、過去と今と未来が繋がっていることです。
つまり、一貫性がある。


出来事があって、そこからどんなことを学んで、次は何をするのか。
嬉しいことや楽しいこともあれば、悲しくて涙することもある。
それを繰り返し続けていって、ふと振り返ると、「あ、あのときのあれはそういうことだったんだ」とか「このためにあの日があったんだ」とか、伏線が回収されている。

例えば、僕は大学受験に失敗して、第一志望校にはいけなかったんですよ。
中学生の頃から、その大学を目指していて、それなりに勉強もしていました。
でも、結局失敗して、別の大学へ進学。
当時はね、すっごい落ち込んでました。
「これが自分の本当の実力なんだな」とか「人生そう上手くいかないなあ」とか、悲観的になっていました。
でもね、その大学で、すっごい価値のある出逢いがあったし、価値のある経験を積むことができたんです。
なんだかんだ、幸せになれたんですよ。

そのときにね、僕は思ったんです。


あ、この大学に来たのは、今ある幸せを掴むためだったんだな。
大学受験の失敗は、幸せになるための伏線だったんだな。


ただの合理化に思えるかもしれませんが、そんな風に人生を捉えることで、つまり、「人生は物語」であると意識することで、全ての過去に意味付けすることができるわけです。

じゃあ、人生が物語ならば、自分がこれからどんな未来を綴るべきか。
それは、過去を見つめることで見えてくると思ったんです。

ということで、ゆっくりと自分の過去を振り返ったんですよ。


☆創作ばっかの人生


幼稚園児から小学校低学年にかけて、「絵本」を作っていました。
読んだ絵本からインスピレーションを受けて、自分なりにアレンジしていました。
コピー用紙に落書きみたいな絵を描いて、空いているところに拙い文字で文章を書いて、それを本の形にしていました。
それに楽しみを見出していて少年でした。

小学二年生の頃、「詩」を書いてみよう!みたいな授業があったんです。
それをきっかけに僕は詩にはまって、自分でも書いてみたりしました。


小学五年生の頃、「小説」を書き始めました。
それまで公園で駆けまわっていたり、カードゲームやDSにはまっていたり、普通の少年だったんですが、ちょっとずつ本を読み始めて、自分も書きたい!と思って書き始めたんですよね。
どう物語を展開していけばいいのか、右も左も分からなかったけど、文章を書くのは好きだったので、楽しんで書いていたんだと思います。
実をいうと、あんまりこのあたりの記憶がないんですけどね(笑)
たしか、地元を小説の舞台にしたくて、町を探索したことは何となく覚えています。
とにかく、小学五年生くらいから「小説」を書き始めました。


小学六年生の頃、はじめて「脚本」を書きました。
きっとドラマを観始めたからだと思うんですが、「演じること」とか「演劇」に興味を持ち始めました。そんなときに転がってきたのが、環境展というイベント。僕の母校で開催されたんですが、そのなかで発表みたいなものがあったんですよ。で、僕らは環境問題についての舞台をやることになり、その脚本を僕が担当することになったんです。これもね、あんまり覚えてないんですけど、確かね、僕も演者として出演したんですけど、役名がCO2博士でした。何それ(笑)
それから、卒業を控えた三月に謝恩会があったんですね。お世話になった先生たちに恩返ししようというイベントなんですけど、そこでも演劇を発表することになって、その脚本を担当していましたね。確かね、全生徒が一言は台詞があったんじゃないかな。すっごい壮大な企画でしたね。


そんなこんなで中学生になって、演劇部に入りました。
演じるのも好きだったし、脚本書くのも好きだったから、迷わず入部しました。
それから、中学二年の頃、「詞」を書き始めたんですよ。
「歌詞」の「詞」。
毎日のようにノートに詞を書いていきましたね。クラスメイトに見せて評価してもらったり、クラスメイトから募ったタイトルで詞を書くみたいなこともやっていましたね。
歌詞を書くのは、高校生になってからも続きましたし、今でもちょこちょこ書いてます。


高校生の頃は、「歌」を作っていました。
中学生のときに歌詞を書いていたから、それに曲をつけたい!ってなったんだと思います。
アコースティックギターを手に軽音楽部に入って、基礎的なことから音楽を始めました。最終的にね、高校二年のときに退部したんですけど、コード進行とかスケールとかはなんとなくわかったんで、ぎりぎり曲を作れるくらいの技量にはなれました。
ギターソロとか単音引きはできないけどね(笑)


そんなこんなで大学生になって、「YouTube」やり始めました。
高校時代の親友たちとやり始めたんですが、メンバーの通う大学はバラバラだし、そのタイミングでコロナはやってくるし、物理的に会うことができなかったんですね。
結局いろいろあって、四カ月でやめてしまいました。
その間は毎日投稿していたんだよ(笑)


でね、YouTubeやめようって思った理由の一つに、大学になって知り合った人からの言葉があるんです。



「小説の方が向いてるよ」



単純な言葉なんですが、僕の胸には深く刺さりました。
その人は、僕の小説を本当に丁寧に読んでくれた人で、その人の言葉に圧倒的な信頼があったんですね。だから、その人からそう言われたとき、しびれるような衝撃があったんですよ。



☆自分の人生を最高傑作にするために


思い返せば、小学五年生の頃から始めた小説執筆。
他の「やりたいこと」に手を出しても、決してやめることはなかった小説執筆。

毎年いくつかは小説を完成させていたし、その努力が報われて、「第17回内田康夫ミステリー文学賞」の奨励賞を頂いたこともありました。


でも、栄誉ある賞を獲ったのにもかかわらず、ちゃんと夢を追いかけることはしていませんでした。

いつからか小説家という職業に憧れを持っていたのに、ただ夢見ているだけでちゃんと努力することはなかった。

だからね、
本気で追いかけてみようと思ったんです。



ちょうど一ヵ月前に二十歳を迎えて、一年の抱負を立てました。


努力。


自分の本当にやりたいことをやり抜こう。
ちゃんと努力してみよう。

そう思ったんです。



僕の人生はマスターピース。


胸張ってそう言えるように、「物語」に命を削っていこうと思います。


具体的にどんなことをやるかについては、明日の記事に書こうと思います。
ちょっと実験的なことをやろうと考えています。


ということで最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
横山黎でした。



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