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[実録] 神仏との対峙 - 序章

書いても書いても終わりが見えない「人ではない者になった霊能者」シリーズですが、めんどくさいからいきなり核心に行っちゃおうと思って、石事件の話を書こうと思ったのですが、確かに石はトドメにはなったけど、やはりそれだけじゃないなと・・・

↓ 終わらない「人ではない者になった霊能者」こちらです。

やっぱり丁寧に経緯を書いていこうという思いに至りました。

しかし、いよいよ神仏の話を避けて通れなくなってきました。

これまであまり神仏については触れたくないと思っていました。

だって宗教などを信仰しておられる方々にとって、時として私が書く内容は受け入れ難い内容であると思うからです。

しかも、これが真実かどうかは私にもわかりません。

そもそも真実なんてもんはないのかもしれません。

よく恩人(のちの師匠)が、

「真実なんてもんは、立場によって変わるもの。」

そういうのですが、今となってはすごく実感できる言葉です。

これは私が自分の目、耳を使って体験してきた世界で、私の立場(目線から)からの出来事です。

なので他の宗教や宗派の方々からしてみたら、めちゃくちゃやないか。

そう思われると思います。

あくまで体験記としてご理解いただき、お付き合いいただけたら幸いです。

以下、その続きです。

前回の心霊スポットの霊事件が解決した後からも次々に霊障に見舞われました。

↓前回の話

ざっと酷かった霊障を書き出してみました。

放火魔に火あぶりにされる

妖刀についてた霊に刀で切りつけられる

3日3晩 合戦してる霊に弓矢で射られ続ける

霊がスマホに充電される

マンションにいる落武者が移動してくる

古代エジプト人に縛られる

瀬戸内海の大量の霊に乗っかられる

農民の霊にクワで背中を突き刺される→他の霊に憑依される→食べてたハンバーグが転がり落ちる

巨大イノシシに乗っかられる

大蛇に噛まれる

蛇に頭締め付けられて頭蓋骨が歪む

ボルネオ島の動物霊を大量テイクアウトする

見出しだけ見てるとお笑いなのですが、本当につらくてつらくて、でも何がつらいって友人や同僚たちから次々に霊が移動してくることでした。

しかも一体や二体じゃない、最小単位が500とかでした。

移動してくる気配とともに、ものすごい重みが体にきます。

前回に書いた同僚から移動してきた心霊スポットの霊の話もそうでしたが、周りは平然としててつらいのは自分だけ。

それ以降も、なぜか周りが霊の話を私にしてくるようになり→霊的につながる→取り憑かれるの繰り返しでした。

自分だけなぜ!って爆発寸前、抑えきれない怒りにも似た気持ちを抱えていました。

毎回、霊障であることはなんとなく1日、2日で気がつくのですが、毎回、恩人に連絡するのが躊躇われて、しばらく我慢してはぶっつぶれるの繰り返しでした。

「もっと早く電話しろ。異変に気づいたらすぐに。でないと霊障が病気として肉体に定着してしまう。」

恩人からはそう言われました。一旦病気として肉体に定着してしまうと、病院に通院して治療するしなかないと。

でも恩人はSNSなどで一般の方に、「霊障を疑う前に病院へ行け。話はそれから。」とよく言っていたのです。

でも私へのアドバイスは真逆でした。

とにかく連日のようにいろんな霊に襲われるのです。

たまりかねて恩人との電話中に、どうして私だけとこうなのですか、と泣きべそかきながら聞いたことがあります。

恩人からは

「因縁霊を処置したから全ての霊にそれが丸見えになっている。」

と言われました。

「因縁霊がついてない人間なんて正直いない。因縁霊がいないってことは、それをどうにかできる方法を知ってる者と繋がってる証拠。

それって霊界に帰りたくても帰れない霊たちにとってどれほどの希望かわからない。

蜘蛛の糸って話あるでしょ?〇〇さん(私)はいま霊たちにとって蜘蛛の糸の状態。霊たちが霊界に帰れるための切符みたいなもの。」

そして

「なんで霊障が起こるかって、それ霊たちのここにいますってアピールだから。」

わたしはアピールされていたのか・・・

「何かあったらすぐに連絡して。霊たちを霊界に戻すのも仕事だから。」

そう言われました。

夢の中で見た「悪霊たちがたくさん出てくるけど良いか」と聞かれたのはこういうことだったのかと思いました。そして自分が同意してしまったのだから仕方がないとも思いました。

「周りの人間たちは霊たちに言わされてる。」周りの人たちに霊を取り継がれている状態になっていると。

そして恩人いわく、

「因縁霊を処置したら、ずっとその人を守護し続ける必要がある。その覚悟で処置をする。だからお金じゃない。」

恩人が、365日いつでも守り続けている人が他にもいることも知りました。

因縁霊を処置するってすごい覚悟がいることなのだと思いました。

そしてそれをやってくれた恩人にはとてつもない感謝しかない。そしてその言葉通りわたしを今も守り続けてくれている。

私だけでなく友人までも。

でも恩人は恩を着せるわけでもなく、本当にサバサバしていました。

毎回半泣きで連絡すると、恩人はいつも「問題ない問題ない」「大したことない」そう言って事もなげに片付けてくれるのです。

いつも明るくて喋っていて楽しい。雑談もたくさんしていました。

それでも心の奥底に悔しい気持ちが残り続けていました。

毎日のように自分と無関係の霊に群がられて、毎日のように恩人に迷惑をかける。

ほんとに悔しかったです。

恩人が徹底的に守ってくれたから、仕事も人間関係も支障をきたすことなく暮らすことができました。しかし、恩人が手助けしてくれなかったら、確実に精神を病んでいたと思いますし、体調不良で仕事は続けていられなかったと思います。

ただ、そんなことが続いたある日、すぐに連絡できない時のために恩人が裏技を教えてくれました。

「霊を回収するように神仏に頼め。」と。

「あなたなら直接交渉に応じるだろう。」と。

もちろんタダでは無理です。

「食べ物で交渉しろ」と。

そこから神仏との直接対決が始まるのです。

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