お赤飯ならぬお赤パンを作ってみた。
特に祝い事などはないのですが、
出会いと別れの季節である今日この頃。
お赤飯が頻出する時期と仮定しました。
しかし、ひねくれ者のあたくしは思いました。
お赤飯があるなら。
お赤パンがあってもいいじゃないか。
米好きとしては失格ですが
急にパンを擁護する気持ちが芽生えてきたのです。
その気持ちは強力粉へ。
ドライイーストへ。そして塩と砂糖へと届き、
彼らはボウルの中で三位一体となりました。
そこに“お赤”と絶妙なネーミングを施された
自家製のあんこを混ぜ込み発酵を経て焼きました。
思いが通じたのか幾分
発酵度合いがマシマシでした。
そうして出来上がったお赤パン。
最後に仕上げで自家製あんこを乗せました。
そこに来てやっと気づいたひねくれ小娘。
これは“あんぱん”だ、ということに。
お赤飯はあんパンだったのでした。
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