見出し画像

無駄こそ、面白い

僕は無駄が嫌い

いや、嫌いだった。

オシャレすることは
僕の中では無駄なことだった

特にアクセサリーは
意味が分からなかった。

それ、いる❓❓
代表と言ってもいいくらい
理解のできないモノだった。

本当にあの頃の僕は
何の楽しみに生きていたのやら。笑

他にも
コーヒー専門店なら分かるけど
オシャレなカフェも
よく分からないの代表

でもなぜか
そんなよく分からない無駄に
人は集まってた。

他にも勉強なら
私生活で一度も見たことのない
数式

いつの誰か知らない人の話

古文や漢文なんて
僕の人生に出番があるのかすら
分からない

そんな無駄なモノ達も
5年、10年経ってくると
意外とむだじゃなかったりする

歳をとってお酒を飲むようになると

○○の産地がどこで〜

とか

このウイスキーは○○で作られてて〜

とかとか

地理の話が顔をチラつかせる。

日本にいるのにいつの間にか
スコットランドのお酒を飲んでいるのだ。

不思議だよね。

でも僕は
スコットランドに行ったこともないし
どんなところかも知らない
知ってるのは目の前のウイスキーの味だけ

そんな事が大人になると意外と増える

ワインだって海外のモノだったり
チョコレートデザート
最近だとマリトッツォがそうかな

タピオカも台湾から来たのかな

コーヒーも海外産が多い気がするし

世界を知れば知るほど
無駄だと思ってたこと達が
結びついていく

僕は特に社会が苦手だったけど
こうして色んな美味しい
出会ってみると
その産地がどんな場所か気になるし
誰が最初に日本に持ってきたのか
そんな風に歴史を知るのは興味が湧く

教科書を
最初→最後まで順番に読むより
興味のある所から入った方が
勉強は楽しいし
本来勉強はそういうもんだと
僕は思う

昨日までの無駄
急に興味に変わって
そこから知識になって
A面から見る無駄は
B面から見ると輝いて見えたり

富士山は麓から見れば
デッカい山だけど
遠くから見ると綺麗だったり

クッサイお酒も
違いを知ると美味しく感じたり

あんなに
消毒液の臭いだ〜
なんて言ってたのに
今じゃ外食には欠かせないアイテム

無駄だと思っていても
意外と触れてみると面白い

きっと無駄と感じてる時は
無知だからなのだろう

無駄は少しの知識
面白いに変わる

本当に世界は
面白いで溢れてる




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?