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朝から放デイに物申す


息子は、土曜日も放課後等デイサービスを利用しています。
11時前から夕方までの利用なので、私はたまった家事や買い物、やり残した仕事などできて、有難いです。

息子本人も気に入っているのですが、若い指導員か年配の指導員さんで、いわゆるベテラン感あるスタッフがいないのが、私としては気になりポイントです。

今朝は、息子が送迎車に乗るのを嫌がり、寝っ転がって抵抗してしまいました。
すでに何人かのお子さんが車内にいるのが嫌だったのでしょうか?

若い女性指導員が息子の片手を引っ張ったので、慌てて、声かけしました。

↓LINEした内容

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本日もよろしくお願いいたします!

先程、息子が乗車を嫌がり寝転んでしまいました。
若い女性の指導員さんが片手を引っ張ろうとしたので、声かけさせていただきました。

契約時にお願いしたことで、何年か経っているので、職員さんに周知されていないかもしれないので、またアナウンスお願いします。

もう成長して大丈夫かもしれませんが、
息子が移動を拒否したときに片手のみを引っ張ると肘内障(肘の脱臼)になったことが何度かあります。

移動拒否したときは、前や横から片手のみを引っ張るのでなく、後ろから体ごと押し支える方法でお願いします。

また、安全な場所で時間が許せば静観し、「待つ」という方法もあります。

◯◯しないと✖️✖️だよ

という声かけではなく

◯◯したら△△だよ

という声かけ

をお願いします。


靴履かないと遊べないよ ✖️

靴履いたら遊ぼうね ◯

新人の職員さんには、行動療法(ABA)の基礎をもうすこし学んでいただけると有難いです。

実際、どう関わってよいか?悩む場面があるように見えますので…

息子は大変なケースと思いますが、他のお子さんの支援にも役立つと思います。

どうぞ、よろしくお願いいたします!

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何でもかんでもABAではないと思います。
でも、関わり方の基礎になる方法すら知らないで、何を拠り所として、子どもたちの発達支援をしているのかな?と思います。

そもそも、移動拒否する児者の身体に触れて強引に動かすって、身体的虐待なんですよね。

私自身、新人児童指導員のとき、頑として移動拒否する男子高校生を引っ張って移動させようとしたら…先輩の指導員が血相変えて走って来て、止めてくれました。

無知とはこわいものです。
全体の日課に沿った行動を促さなければ…と新人だった私も、利用児さんの意思を無視して、無理矢理動かそうとしていたのです。

よく考えれば、自分の働く成人支援の事業所では、移動拒否した利用者さんを引っ張るなんてことは誰もしていません。
身体が大きくなると、引っ張ろうとしても引っ張れないというのもありますが…
基本的に支援者と利用者間でのボディタッチはなしということにしています。
(マッサージなど、支援で実施する以外)

子育てでも、子どもが小さい頃は、親が無理矢理抱っこして移動させちゃいますよね。
知的障害重度だったりすると、知能は幼児のまま体は立派な大人になります。
そのとき、移動拒否されて、こちらが引っ張ったところで、力でなんとかできなくなるのです。

結局、身体が小さい頃からの関わり方が大事で、一番は、「嫌がる理由は何だろう」と理由を分析することなのだと思います。
そして、そのための知識やスキルを学ばないと…

児童発達支援や放課後等デイサービスで働くスタッフさんたちにも
お子さんたちが大人になったときのことも考慮した支援をして欲しいです。

もちろん、自分の子育ても、そうあるべきですね。

ちなみに、寝っ転がった息子に
「お弁当にみかんが入っているよ!」
と私が言ったら、息子が起き上がって送迎車に乗ってくれました。

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