未来は自分で選べるのか？
それともすべて決まっているのでしょうか？

あなたはどう思いますか？
難しいテーマです。いや、別に難しくはないのかな。答えは誰にもわからないので。神のみぞ知るといったところでしょうか。

答えがわからない以上、結局はどちらを信じるかという信念の問題になってくるのかなと思います。要はどちらを信じた方が自分にとってプラスになるかってことです。

もちろん必ずどちらかを選ばなければいけないわけではないし、時と場合によって変わってもいいと思います。信念は石に刻まれたものではなく変わるものです。

普通に考えると、未来は自分で選べる方が良い気がします。あなたもそう思いませんか？

少し前までは僕もそう思っていました。ただ、最近は未来はすべて決まっていると考える方が幸せな感じもしています。

自分で未来を選べるというのは、今の選択で未来が創られて行くということです。その選択肢は常に自分にあって、自分の選択次第で未来をどうとでもできるということです。未来には無限の可能性があります。

たしかにそうあって欲しいなぁと思います。ただ、未来は自分で選べるとしても、「では、あなたは自分の理想の人生を選んでますか？」と聞かれると自信を持って「はい！」とは言えなくないですか？

未来は自分で選べるということは、逆に言うと今の人生は自分で選んだ人生ということになります。どうして理想の人生を選ばないのでしょうか？

ここに落とし穴があるような感じがするんです。

人生の選択権は自分にあったとしても、それを選べるかどうかは別の話です。怖くて選べないこともあるでしょう。そうなると結局のところ根性論だったり、勇気があるかないかの話になってしまいます。

たしかにその通りなのかもしれないけど、それだと根性がない自分や勇気がない自分を責めることになってしまうかもしれません。

そこで、出てくるのが「未来はすべて決まっている」という考え方です。

人生にいろんな選択肢があったとしても、どれを選択するのかは最初から決まっています。ベストだと思っているけど怖くて選べない選択肢は、最初から選ばないことが決まっています。

こう聞くと、自分では何も選択できないなら努力するだけ無駄では？って思うかもしれないけど、そうではないんです。

もし「努力するだけ無駄」と思うのであれば、そう思うこと自体が決まっているということです。

考えようによっては、未来はすべて決まっているのであれば、逆に何をしてもいいんだ？って思うこともできます。そうすることが決まっていることなので。

そうするとを責める必要はありません。
もちろん自分を責めてしまっても、それはそうなることが決まっていたということです。

未来は選べるのか？決まっているのか？
最初に書いたとおりこれはどちらを信じるかという信念の問題なので、自分にとってよりプラスになる方を選べば良いと思います。

それすらも決まっているのかもしれませんが。