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幸せの大きさとは感情の落差のこと

幸せの大きさというのは、
ネガティブからポジティブへの
感情の落差の大きさのことだと思います。

感情の落差が大きいほど
幸せは大きくなります。

例えるなら、
「地獄で仏に会う」という感じでしょうか。

僕は地獄に行ったことがないので、
どんなところかはわかりませんが、
きっと怖いところだと思います。

そんな恐怖の中で仏さまに出会えたら、
それは嬉しくて幸せなことではないでしょうか。

たぶん天国で仏さまに会ったとしても、
そこまで嬉しさは感じないし、
幸せも感じないと思います。

僕は天国にも行ったことがないので、
どんなところかわかりませんが、
きっと幸せなところだと思います。

幸せなところのはずの天国で
仏さまに会っても幸せを感じない、
だけど怖いところのはずの地獄で
仏さまに会うと幸せを感じる、
改めて考えるとちょっと不思議です。

ということは、
不幸の真っ只中にいる人というのは、
幸せを感じやすい状態にいるのかもしれません。

ちょっとしたポジティブなことでも、
幸せを感じられるはずです。

人は良くも悪くも慣れてしまう生き物です。
ずっと幸せでいるとその状態に慣れてしまいます。

そうなると、
いつの間にかそこが幸せでは
なくなってしまいます。

新しくパートナーができたときは幸せですが、
つきあって1年もするとそのときの幸せさは
どうしても薄れてしまうものです。

健康でいられるというのは、
本来とても幸せなことですが、
健康でいることが当たり前になってしまうと、
そこに幸せは感じられなくなります。

病気になって健康が失われたときに、
健康のありがたみを実感することってあると思います。

病気は辛いですが、
健康のありがたさを感じているときは
意外と幸せだと思います。

やっぱり健康でいられるって幸せなことだなぁ、
忘れちゃいけないなぁ。

そう思うものですが、
喉元過ぎれば熱さを忘れてしまうのが
僕たち人間です。

幸せの大きさは、
ネガティブからポジティブへの
感情の落差の大きさです。

今不幸な人は、
幸せを感じられるチャンスです。

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