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なぜ100パーセント本気を出せないのか?

100パーセント本気を出せないのは、
失敗したときの言い訳ができなくなるからです。

今朝起きたら寒かったので、
遠赤外線ストーブをつけました。

そのストーブは、
ボリュームの目盛が1から10まであります。
何も考えず、無意識に8にしました。

ボーっとあったまっていると、
ふとこんなことを思いました。

「そういえば、こういうのって、
ボリュームをマックスにしないな」

たしかに、
車のエアコンでもどんなに暑くても寒くても、
僕は風量を最大にはしません。

ふと、試しに最大の10に
ボリュームを上げてみようと思いました。

そして、実際に8から10にボリュームを上げると、
こんなことを思いました。

「電気代がもったいない」

そして、すぐにボリュームを8に戻しました。

このとき気づいたのです。
これって人生でも同じかもしれないと。

なんていうか、
100パーセント本気を出すことに、
どこか怖れを感じているのです。

だって、100パーセント本気を出して、
もしうまく行かなかったら怖いじゃないですか。

がっかりします。
言い訳もできません。

これが、80パーセント本気だったら、
仮に失敗しても、残りの20パーセントを言い訳に使えます。

仕事が忙しかったでもいいし、
時間がなかったでもいい。

自信がなかったでも、
お金がなかったでもいい。

とにかく、
80パーセントでも90パーセントでもいいけど、
100パーセントだとまずいんです。

これが100パーセント本気を出せない
理由だと思います。

友人にこのことを話したら、
「本気で生きたいですか?」
と聞かれました。

そのときに頭に浮かんだのは、
「本気で生きたいと思っていないかも」
でした。

この辺の迷いから、
エネルギーがダダ漏れなんですね。

ストーブのボリュームを
8から10にさえできないのに、
人生で100パーセント本気を出すのは
難しいかもしれません。

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