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早稲女に入って1年


0.前書き

大学生になった私が最初に入った合唱団は藤井宏樹先生の「合唱団ゆうか」。
中学一年生でお邪魔した「Tokyo Cantat」、三年生で出演した「コロ・フェスタ」、高校生になってから講習会で伺った藤井先生のお話。「藤井先生の指揮で歌いたい」という念願をかなえる為、ゆうかに入ることは大学入学時点で決めていた。

さて、その次に「この方の合唱団に入りたい」って思っていたのが山脇卓也先生。実は栄の部長だった時代に一度お話させていただいたことがあり、おえコラの演奏会などにお邪魔したり、講習会での歌声をお聴きする度に「この方の指揮で歌いたいなあ…」と思っていた。
(ちなみに、どちらの念願も叶えられた今、ダントツ1位は高嶋昌二先生)

1.一年前

そして、忘れもしない2022年7月24日、東京都合唱祭最終日の最終ブロック終わりの第一生命ホール。

ゆうかで出演していた私は、「そんな一人の学生のことなんて覚えてないでしょ〜」と思いながら以前お世話になったことがある山脇卓也先生のもとに、ご挨拶に伺った。「あ~、覚えてるよ~」という言葉に驚愕したのはこの時。

思わず口走ってしまった「え、先生の指揮で歌いたいなって思ってたんです。何なら今も。」という言葉。この一言で私の人生が変わったといっても過言ではないほど怒涛の1年がこの日から始まった🤣。

(意外だと思うが、)早稲女に入るまでの私の所属団は合唱団ゆうかのみ。コロナの影響などもありってがっつり合唱活動をしていた訳ではない。

…それが今となっては。…言うまでもないだろう🙄。
(補足しておくと、現状休団中も含めて常設3団体、運営2団体、企画1団体に参加し、その他エキストラもやらせてもらうという合唱モンスターと化している( ´•ᴗ•ก ))

2.早稲女での1年

1.合宿・軽井沢国際

入団して数回の練習で参加した合宿、そして軽井沢国際🙄。
ここでわせ女の色んな人といろんな話が出来て、初対面だった人とも仲良くなれたし、コンクールでグランプリをいただきTICCへの出場権をいただけた。

じつはこの時、本来のパートであるメゾでさえ練習5回程度。
それなのに直前でソプラノにパート変更となり、三善先生の「三つの抒情」を本番前最終練習日の最後一時間で音の確認から舞台に乗せられる状態に持っていくという中々ハードな経験をした( ´•ᴗ•ก )💦
これが私にとって大転機だったことは誰にも言っていないが、事実。

2.東京都合唱コンクール

東京都のレベルの高さを知っているからこそ私自身はあまり「全国大会へ」とは思っていなかった。だからこそ、あと勝ち点1で金賞という結果を聴いて悔しくなると思わなかったし、それだけ頑張れたことが嬉しかった。
…ちなみに一番びっくりしたのは、リハの時「定点観測」で「あ~、この曲最後か…」って思った瞬間涙が出てきたこと🥺
早稲女で歌うってなってからこの曲を知って、キラキラしたわせ女サウンドが大好きになって、この曲をたくさん深められて本当に幸せだったなぁと未だに思う
(ó﹏ò。)ウゥゥ

3.定期演奏会

迷惑ばかりかけて本当に申し訳なかった…。
直前期に喉を壊して、まさかの本番数日前まで歌うのドクターストップ…。
ミサ曲を弦楽で歌うというまたとない機会を無駄にしてしまうのではないか、乗れないんじゃないか、乗っても周りに迷惑をかけるだけで乗るべきじゃないんじゃないか。

かなり色々迷って、それでも周りの声に助けてもらってギリギリ間に合わせた。…本当は暗譜もしたかった。もっと歌いこみたかった。
後悔は出し始めたらキリがなくて…でも、みんなと一緒に歌えたことが何よりも幸せだった。

…この本番辺りから、わせ女の本番に乗ると涙腺が緩むようになった😅

4.女声合唱フェスティバルand合同新歓

早稲女で初めてソロに立候補した本番。
同じソロをそれぞれ違う本番で同期と分け合えたのは「自分にしか歌えない歌、できない表現って何だろう」と考えられるすっごくいい経験だった。
特に、相手側が歌うソロが大好きだったからこそもっと上へ、さらに上手く歌おうって思って自分のソロを向上させていくことができた。

…結局、本番のソロは大失敗した。周りにはあまりばれてないみたいだけど、やっぱり自分には分かるもので、自分のせいで大好きなわせ女の演奏に傷をつけた…と思っているし、何なら今でもあのソロはもう一人のソリストがやった方がよかったんじゃないかって本気で思ってる。
でも、わがままかもしれないけれど、ソロが出来て本当に良かった。🫶🏻︎‪💕

5.早慶女声ジョイント

直前で迷惑をおかけしましたパート2。
前回よりもひどい感じに喉をやらかし、本番一週間前に声が一切出ないという地獄。
…今回合同ステージが森山先生の「おてんきのうた?」じゃなかったらオフステを選択していたと本気で思う。声が出ないという現実に毎日絶望していたし、毎日泣いていた。

それでも、団員である以上できることをやる。これは、自分が決めていたこと。復帰を待っていてくれた山脇さんをはじめとするみんなの言葉がどれだけ心強かったことか。
早稲女のみんなには助けてもらってばかりで申し訳ない…。

3.早稲女に入って

早稲女に入って、自分がいかに恵まれた環境かを知って、どれだけのぬるま湯に浸かっていたかに気付いた。
音大への受験を泣く泣く諦める人もおり、音大に行かせてもらえている時点で恵まれているということ。合唱と独唱、多少の分野は違えどずっと音楽のことを考えていられるのが当たり前ではないこと。
大学に入ってから早稲女に入るまで、同年代の合唱人に全く接していなかったからこそ、わせ女に入って様々なことを痛感した。

それだけ恵まれた環境にいるのに中々上手く上達できない自分の力不足にはすごく堪えたけれど、思っているよりも伸びた部分にも気づけた。音取りが苦手だと思っていた私でも、音の流れをつかむことはかなり早くなっていたこと。
前述だけど、三善先生の「三つの抒情」、入団を決めた練習の時にかる~く音取ってたのがソプ。そこから3回の練習で合わせの中で音確認していったのがメゾ。
結局軽井沢終わりには2パートを歌えるようになっていたわけだけど、まさかあんなに音を取れると思っていなくて少しだけ自信がついた。

4.早稲女って。

早稲女のみんなって本当にストイックだし、音楽に対する考え方がすごく素敵。そして、みんながもれなく暖かい。

もちろん、みんな自分の学科があって、ほかの合唱団と兼団している人もいるので通常練習にみんなが揃う訳ではない。けど、久々に練習に参加してもみんなめっちゃ温かく迎えてくれるし、どんなに真剣な練習だって笑顔が絶えないそんな合唱団。

みんなめちゃくちゃ上手でそれぞれの音楽を持っていて、それらを持ち寄って「あーでもないこーでもない」って音楽を作り上げる。そして、最後に山脇さんと擦り合わせていく。その瞬間の中で気づけること、学べることがたくさんあっていつもみんなに刺激をもらってる。
「音楽を作る」という課程の中でこんなにも歌い手と指揮者が対等で、そして歌い手一人一人が意思を持っている大学合唱団って中々ないと個人的に思ってる。だから早稲女が大好き。

全ては、わせ女のみんなが優しくて、暖かくて、音楽に真剣だから。そんな周りのみんなに何度助けられたか分かりません。いつも一緒に歌ってくれてありがとう。

5.登場率9割

さて、いつもいつもこの人に言及するので、そろそろ言及すべきじゃないのかもしれないけれど、この人のことを言わずに早稲女のnoteを終わることはできないと思うので懲りずに名前を出しちゃうね、ごめんごっしー。

早稲女に入ってメゾになって、隣で歌うことが多くなった時、初めて聞いたごっしーの声があまりにもまっすぐで、一瞬で虜になったことを今でも覚えてる。

去年は隣で歌う機会がたくさんあって、その度に子音の入れ方とか、メロディーの動かし方とか、楽譜への向き合い方とか本当にいろんなことを耳で体感させてもらった。
休憩時間の「れいかはここどう思う?」っていう疑問もいつもすごく的確で、一つの課題に対して、発声・音の都合・意識的なこと等々本当にたくさんのアプローチを頭の中に持っていていつもいつも「私ここまで考えられてなかったな…」とただただごっしーのすごさに感心してる。

本人には永遠(と言っても過言ではないほど)に言い続けているけれど、私はどんなに努力したところで音楽に対しての考え方や向き合い方ではごっしーに絶対に勝てないと思ってる。
ごっしーの歌や音楽に対しての考え方で好きなところを挙げ始めたらキリがないし、そんな音楽仲間が同期にいてくれて同じパートで同じ音を歌えていること、これほど恵まれた環境はないと思う。
本当にありがとう。‪🫰🏻‪💞

6.まとめ

早稲女に入る前の私はこんなにたくさんの方に存在を認知していただけると思っていなかったし、プロを目指そうなんてこれっぽっちも思っていなかった。1年前と今では何もかもが全然違う。

私は、音楽に対してごっしーほどしっかりした考え方で向き合えていないと思うし、ピアノが弾けて絶対音感を持っているような人たちや小さいころから音大を目指していた人たちほど音感があるわけでもない。いろんな面で実力不足なことは分かっている。

それでも、わせ女の同期や後輩たちの中に私の音楽を信じてくれる人がいて、私にアドバイスを求めてくれる人がいる。
その事実に1年間すごく助けてもらってきてここまでやってきた。

正直、歌の実力では「この人に敵わないなぁ」って思う人がたくさんいるし、運営をしていた訳でもないから、私はただの平団員。

ただ、みんなと私の違いは明確に一つあってわたしは「プロになる為の切符」を取得してる最中。だから、何かしらで早稲女には還元していきたい。
まだまだ、「合唱オタク」としてキャッキャッすることしかできていなくて申し訳ないけれど、これからも少しでも実力をつけて、わせ女に還元できることを増やしていく。

馴染み過ぎて古参だと思われてる2年目団員。これからもいろんなことを早稲女のみんなから勉強させてもらおうと思います!早稲女のみんないつもありがとう❣️
まだまだ、「合唱オタクらしく」キャッキャッしながら早稲女で頑張っていきたいと思います(*´˘`*)♡

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