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自分の話ばかりしている人に見える?!英語メールの悩み

こんにちは。
英語コーチの ながき れいか です。

英語が苦手な夫から、英語メールについて
質問?悩み?を相談されました。

〇〇先生(大御所)が主催するシンポジウムに講演依頼をもらったんやけど、『恐悦至極、大変光栄でございマスデス』みたいなメールの返信をしたいねん。ちょっと書いてみたんやけど…

少し長いですが、全貌をどうぞ↓

Dear Prof. 〇〇,

I hope this mail finds you well.

I’m so honored to make a presentation at your symposium.
I’m looking forward to seeing you there.

I heard you are attending a conference in Singapore in June.
I’m also going. I’ll go and listen to your presentation there.

I’ve attached my resume and abstract of my presentation.

Best regards,
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〇〇先生、

お変わりありませんでしょうか。

先生のシンポジウムで発表させていただけること光栄に思います。
お会いできることを楽しみにしております。

6月にシンガポールの学会に行かれるとお聞きしました。
私も参ります。先生の発表を拝聴させていただきます。

経歴書と発表の要旨をお送りいたします。

よろしくお願い申し上げます。

良いメールだと思いませんか!?
私はバッチリだと思います。

私「最高だよ〜。何も問題ないよ!」

「いやいや、”I “ばっかりやん」夫

私「そうだね」

「カッコ悪いやん」夫

なるほど…
確かに、全ての文が「I」で始まっています。

「分かりやすく書けてるし問題ない」
私はこう思うけど、本人はそう思わない。

英語が正しい、間違っているじゃなくて
本人が目指す英語になっていない。

私には気にならないけど、本人は気になる。

私はこのままでいいと思うけど、
本人は「もっと良い英語」に変えたい

感性の違いって本当に興味深い。

夫は、そもそも自他共に認める
英語が苦手な人。
そんな彼が、翻訳ツールを使わずに
英語メールを書いていること自体
「忙しいのに、頑張ってて凄いな」と
尊敬しているくらいなのに。

「より良くなりたい」そう願う人は素敵です

せっかくなので、「I」以外で始まる文を
一緒に考えてみました。

Your invitation means a lot to me.
ご招待は私にとって意義深いものです。

It is a pleasure to have such an opportunity.
このような機会をいだだけ光栄です。
 
If there’s anything I can do for the symposium, please let me know.
シンポジウムのために何かできることがあれば、お知らせください。

夫「なるほど、なるほど」

使うか、使わないかは分からないけど
知りたいことを知って、
少しスッキリしたようです。

自分とは違うモノの見方をさせてくれる
質問って楽しいですね。

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