英語には"Less is More"を!①

こんにちは。
英語コーチの ながき れいか です。

今日から、ウエダヤスシさん
66日ライティング×ランニング」に
参加させていただいています。

2月末まで、英語の起業塾でコンサルを
受けていていました。

「在塾中は毎日投稿しよう」と
決めていたのですが、退塾した今、
「生活に合わせて投稿ペースを決めよう」
と思ったものの、

生活とnoteとのバランスが何だかつかめず、
「毎日投稿の方が合っているかも」
と感じていたタイミングで、

ジセおじGAMIさんの記事から
#66日ライラン
を知り参加することにしました。


66日、毎日投稿をして
どんな変化があるか楽しみです。


英語学習もそうですが、
週に3日とか中途半端より
短時間でも毎日やる方が生活の一部になり
続けやすい
ような気がします。

週3回が気がついたら週2回に。
そのうち週1回へ...
ついに「やっても意味ない」週0回という
パターンにハマらないようにするには
毎日決まった時間に淡々とやるより
強い意志のパワーが必要だと感じました。


今日は、解決したい問題に直面したとき
陥りがちな思い込み
について
考えてみたいと思います。

こちらの図を見てください。

https://news.virginia.edu/content/when-it-comes-problem-solving-new-uva-study-finds-less-more

人形の横に、ブロックで作られた柱。
主柱の1つの角に水色のブロック。
その上に板状の屋根がのっています。

この屋根の上にレンガをのせます。
このままではバランスが悪く
レンガをのせると屋根が倒壊します。

レンガをのせても大丈夫なようにブロックの構造を変えてください。

と言われたら、どうしますか?

1つは、足し算方式。
ブロックを主柱の上に追加して
屋根を安定させる。

もう1つは、引き算方式。
主柱の角にあるブロックを
外して、屋根を主柱に直接のせる。

どちらを選びましたか?


これは、アメリカのバージニア大学で
行われた行動心理学の実験です。

人は、何かを「足すこと」による変化を選びがちで、「引くこと」による変化がある事実さえ見逃しがち。引くほうが、より優れた解決策につながるとしても...

Adams, G.S., Converse, B.A., Hales, A.H. et al. People systematically overlook subtractive changes.Nature 592, 258–261 (2021).

さっきのブロックの実験では
約60%の人がブロックを追加する
足し算方式で課題を解決しよう
としました。

私も直感的にブロックを足す方を
選んでいました。


「英語学習を始めたい」という方の
お話を伺っていると、皆さん、
とても意欲的で

「単語も復習したい」
「文法もやり直したい」
「リスニングの練習もしたい」
「洋書も読んでみたい」

やりたいことが色々

そのワクワクした気持ちは
とても大切ですが、

"Less is More."
(少ない方がより良い)

本棚に鎮座するテキストから、
子どもの中学の教科書からでOK
足し算方式に飛びつく前に、
すでにあるものでスタート
してみる。

しばらく英語を続けていて
伸び悩んでいる人、
色々とやり過ぎているかも。

単語30分、文法30分、音読30分
ルーティンとして毎日の積み重ね
でも、「30分やること」自体が
目的になっていませんか?

忙しい毎日で無理なく続けるには
引き算が必要かもしれません。

私たちが何か課題を解決しようとするとき、足し算方式に思考が引っ張られる

これを覚えておくと、
より良い方法が見つかるかもしれません。

参考文献:
Adams, G.S., Converse, B.A., Hales, A.H. et al. People systematically overlook subtractive changes.Nature 592, 258–261 (2021)




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?