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私が新卒でSaaSのデザイナーになりたいと思った理由

こんにちは。れいかぴ(@re_ka310)でございます。

卒論をやればやるほど、別のことに思考を割きたくなるのです(?

最近、後輩たちの就活を見守る中で「私、なんでこの業界業種を選んだんだっけ?」と振り返ることがありました。

せっかくなので、この機会に、自分が就活で"SaaSのデザイナー"という職種を選んだのか、言語化していきます✍️

SaaSってなに?

私は、SaaSを扱うIT企業のプロダクトデザイナー(UIUXデザイナー)として内定をいただき、新卒で働く予定です。
そもそも SaaS という言葉に馴染みがない就活生はとても多いのではないでしょうか?

SaaS(Software as a Service)とは、インターネットを介して提供されるソフトウェアのことです。クラウドサービスと呼ばれることもあります。
インストール型(オンプレミス)のソフトウェアと異なり、端末へのダウンロードや保守・管理が必要ありません。

また、インターネット環境さえあれば場所も時間も問わずに使えます。
業務負担の軽減や働き方改革の推進など、さまざまな場面で役立つとして、SaaSを導入する企業が増えています。

引用:SaaSの代表例を10種紹介!選び方や導入メリットも解説

定義もなかなかにピンとこない気がしますが…。
ビジネスチャットツールやタスク管理・スケジュール調整ツール、人事管理や会計ソフトなど、働く現場で活用されるサービスという認識を持ってもらうと理解しやすいと思います。

もともと興味があったもの

私がデザイナー就活をし始めた大学3年生のサマーインターン選考時は、普段日常生活で使っているアプリを開発している企業に興味を持っていました。
(某チャットアプリや某レシピアプリなどなど)

恐らく、この興味というのは特に理由はないもので、身近なものに惹かれる原理が働いていただけのものだったと思います。

デザイナーに限らず、あるあるだとは思うのですが自分が将来どのようなことをしたいのか考える時、自分が好きなものや身近なものからヒントを得ますよね。
食べ物が好きだから飲食メーカー。よく本を読むから出版社。
手探りでやらざるをえない就職活動の中では、なるべく自分のテリトリーの中で、自分の視野の中で興味を生み出そうとするのではないでしょうか。

SaaSという存在を認識したタイミング

まず、SaaSという存在を認識したのは3年の春〜夏にかけてサマーインターンシップを探していた時でした。この時、私は自分が興味があるなと思う企業のサマーインターンに必ず参加できるわけではないと思っていたので、幅広く応募しようと考え、色々な企業と面談をしたり、説明会に参加していました。
そこで、SaaS・BtoB・DX、と言われる分野のデザイナーを募集している企業があることを知りました。

正直、最初聞いた時、あまりピンとも来ませんでしたし、なぜか説明資料が固い・難しいような書き方をしている企業が多くて(?)、視覚情報としての第一印象はあまり良くありませんでした….😂

「サービスにはピンとこないけど、いい会社そうだし。難しそうなインターンの課題だけど、あまり馴染みがないデザインもやってみるか💡

これがサマーインターン応募時の正直な思いでした。

SaaSのデザイナーになりたいと思った理由

そこから選考を経て、SaaSを展開している企業のインターンシップに計4社参加しました。
インターンシップで得た学びはこれまたnoteにしているので是非💁‍♀️

インターンシップをきっかけに、SaaSの魅力に取り憑かれ、本選考に進み、第一志望の企業に内定をいただくことになります。

しかし、私は就活を通して「SaaSのデザインをしたいと思った」という言い方は完全に正しいなとは思っていなくて、「SaaSのデザインに興味を持っていたことに気づけた」と感じです。

以下で、SaaSのデザイナーの枠で選考に進むにいたった理由を3つに分けて紹介していきます。

1. 気づいていなかっただけで自分もSaaSのサービスを使っていた

SlackやGmail、Zoom。他にも授業や就活の予定を整理しているタスク管理アプリなど。自分が気づいていなかっただけで沢山のSaaSにお世話になりながら日々をこなしていたことにハッと気づきました。

そして、私はそういう業務効率化ツールが大好物なんですね。笑
どのツールが一番使いやすいか、どのアプリが効率的にタスクをこなすために役立てるのか、色々試してみるのが自分の癖なのですが…。
(これは自己分析を通して他の人と同じではない自分の個性だということに気づきました。)

2. 自分が価値を届けたい相手が「働く人」であった

デザインは課題解決の手段です。
(デザイン=綺麗なビジュアルを作ること、と認識されることが多いですが…。)

"企業への就職"は一度置いて、自分は自分の人生の大切な時間を使って、どのような課題を解決したいのか、考えてみてください。

私の場合、"労働・働く"という部分に異常な興味を持っていて、働いている人がもっと楽にストレスフリーに働くことができる社会を作りたいなと思っています。(幼少期の原体験が強く影響しています)

また、私の周りに「好きだな・魅力的だな」と思う会社・組織(=働く人)で溢れています。

今、インターンをしている会社・業務委託として入っている会社・元バイト先・就活で出会った沢山の企業…。

全ての企業に就職して貢献したい気持ちがあるのですが、それは不可能です笑。しかし、サービスを通すとこれらの多くの人達の「働く」を助けることになるな、と思っています。就活を終えてからも気持ちは変わることなく、またSaaSで社会に価値を提供したいという思いは強くなる一方です。

3. ジャストアイデア型・感覚型のデザインより、プロセスをしっかり踏んだ論理型のデザインをしたい

ユーザーの課題をヒアリングで拾い上げて、起きてる事象を整理して、その課題にアプローチする解決策を考えて、ユーザーテストをして確かめて、機能としてリリースする…、という着実にプロセスを踏んでデザインをする力をつけたいという思いがあります。
(あまりアイデアが出ないというコンプレックスから来ているのかもしれませんが…笑)

これはサマーインターンに参加して感じたことなのですが、SaaSを展開している企業のデザイナーはこのプロセスを踏んだデザインを得意としている方が多いです(私の直観なので違う風に捉える人もいるかと思います!)
自分が伸ばしたいと思っている方面で成長できる環境がある、というのがSaaSを展開している企業に就職しようという決断の後押しになりました。


BtoB(SaaS)かBtoCか、どちらがやりたいかは特に重要ではない方、どちらの経験も積みたい方がいると思います!

そのような方は、BtoBもBtoCも展開している企業・クライアントワークの企業を選択するといいと思います!🙆

拙い文章で恐縮ですが、ここまで読んでいただきありがとうございました🙌
私の知識不足・言葉足らずのところが沢山あると思いますので、SaaS関係の皆様、間違った情報等ございましたら、是非ご指摘いただければと思います…!

デザイナー就活をしている全員が、素敵な選択をすることを願っています…!💫

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