見出し画像

情報へのフォーカス

 今回は人の情報能力について、興味深い話を聞いてのでそのことを記事にしたいと思います。

 私は最近車のサイトをよく見るのですが、その中でもレクサスがかっこいいな、いつか乗りたいなと思うようになりました。そこで、少し気にしながら普段通っている道を運転してみるとレクサスを多く見かけるようになりました。この時、世の中にレクサスが増えた感覚でした。みなさんも少し意識することで気になる情報が入ってくるという経験をしたことがあるのではないでしょうか?その理由を今から説明します。

 人が1秒間に入ってくる情報量は約4000億ビットと言われています。ビットという単位は聞き慣れない単位なので難しく感じますが、4000億という数字から私たちは普段とてつもなく多くの情報に触れていることがわかります。しかし、そのうち認識できるのはたったの約2000ビットと言われています。割合で表すと、2億分の1です。よって、人は入ってくる情報の一部分しか認識できないということがわかります。では、認識することのできる情報は人の何によって変わってくるのでしょうか。上記でレクサスが世の中に増えた感覚と書きましたが実際は普段通りです。私自身がレクサスを意識しフォーカス(焦点)をしたため目につき、増えたような感覚に陥ったということです。このことから、人は何にフォーカスをするかによって認識できる情報が変わることがわかります。

 この話を聞いた時少し前と今の自分ではフォーカスする部分が違うので、読む本は同じでも感じることは違うのではないか?と考えました。実際に大学4年時(約2年前)に読んだ『ばかと付き合うな』を再度読んでみました。この本は題名にインパクトを受け、夢中になりページをめくった覚えがあります。当時の私はこの本を読みながら題材に出てくるいろんなタイプのバカを周囲の人に当てはめたり(最低ですよね(笑))していました。また、自分がそういうバカにならないように気をつけようと思っていました。再度読んでみた感想は、自由への考え方やビジネスにおいて成功する秘訣、常識を覆す行動力などを感じ取り、スッと言葉が入ってきました。客観的に考えると、この本を初めて読んだ当時の私は周囲とのコミュニケーションにフォーカスをし、現在の私はこの本から何か学ぼうと自分にフォーカスをしていることに気づきました。同じ本を同じ人が読んでいるのに感じることがここまで違うのかと少し驚きましたが、違うことに安心もしました(笑)気になった方は是非試してみてください!


画像1


 情報へのフォーカスの大切さを学べたので、次はより良い情報にフォーカスをできる力について学びたいと思いました。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?