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世界で戦争が起きる中、私は平穏を生きている

戦争が始まった。

21世紀にこんな形で戦争が始まるなんて、思ってもいなかった。
紛争や内戦、虐殺がこれまでもずっと世界のどこかで行われてきたけれど、それらの全てに向き合うことはできていなかった。でも、"戦争”にだけは過敏に反応していたいと思う。

日本で戦争に遭われた方も、今では90歳前後になっている。戦争に遭われた方の話や映像を平和学習として目の当たりにしてきた私たちの世代は、少なくとも戦争の恐ろしさを感じ取ってきたはずだ。その意識や想いが薄れないように、下の世代に引き継ぎ、平和の重要性を訴えていかないといけない。

そんな最中での異常事態。戦争に対する嫌悪感を露わにできている大人がどれだけいるだろう。「戦争は本当によくないことなんだ」と子どもたちが感じられるだけの空気感が日本には流れているのだろうか。
冷静に日常を保つことも確かに重要。だけど、それは戦争がないかのように振る舞うということとは異なるのでは、と思う。

ここ数日、あまり何も手につかなくなっている。でも、今は考え続けるしかない。

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