言葉にすること。

言葉にすること、得意ですか?

わたしは言葉にすることがとても苦手だ。
ツイートする文章でさえ打っては消してを繰り返している。

”このツイートには絵文字つけようかな“

”このツイートには顔文字つけようかな“

と考えている。

わたしのLINEのトーク履歴には絵文字がたくさんある。
😢や💭、🤔。(履歴の最上位のものを並べてみた。)

言葉にすることは簡単なようで難しいと思う。
怒り口調に聞こえてしまったり、雑に聞こえてしまったり。

その感情を表す手段が絵文字や顔文字だと思う。

話は変わるが、

わたしは高校2年に修学旅行で長崎に行った。

長崎といえば、わたしの大好きなサッカー選手の吉田麻也選手だ!

好きな理由を書いていくと本題から大幅に逸れていくため省略するが
修学旅行で行った長崎は本当に楽しかった。

ハウステンボスのライトアップもとても綺麗で、

世界三大夜景といわれている長崎の稲佐山からの夜景も、
言葉を失うくらい物凄く綺麗だった。

この長崎に行ってからわたしの人生がちょっとだけ変わった。

修学旅行から帰り、わたしは高校3年時に図書委員になった。

特別本がすきとかそういうわけではなくて、

図書委員の先生が部活の顧問の先生だったから。

図書委員失格の理由と言われてもおかしくないと思う。

図書委員になった夏休み前、図書委員としての課題が出る。

読書感想文を書くという課題だった。

迷うことなく戦争についての本を選んだ。

『原爆で死んだ米兵秘史』という森重昭さんの本だ。

この本は、広島について書かれている。

わたしはこの本を何回も読んでは泣いた。
読書感想文にしようとしている自分に対して投げ出したくなった。

けど読めば読むほど『使命』のように感じるようになった。

わたしはこの本で思ったことをノートやルーズリーフに書くようにした。

言葉にすることが苦手だから。

高3の夏休みは殆ど読書感想文と進学補習で消えていった。

そして、9月最初の部活に、先生から

『凄く良い文章だった』と。

わたしは文章について褒められたことなんてない。
感想なんて良い評価を取ったことなんてない。

そんなわたしが、と今でも思う。

そして添削をたくさんして頂いて、この読書感想文は
校内最優秀賞に選ばれた。

長崎に出会っていないわたしはどうなっていたのだろうか。
きっと図書委員にもこの本にも出会っていないと思う。

そして、

言葉にする と 文章にする は同じようにみえて違う、
とわたしは思っている。

わたしは未だに 言葉にする ことはとても苦手だ。

けれど 言葉にする こと、 文章にすること はわたしにとっては
ある種の武器なのかもしれない。

長崎に出会ったわたしはとても幸せだ。
またいつか、長崎に行きたい。

長崎に行ったらハウステンボスは絶対に行きたい。

今年の9月に国内旅行業務取扱管理者を取得した。

自分で旅程を作成し、長崎旅行したいな。

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