Reina/上田怜奈

米国公認会計士(ワシントン州)。ビジネス・会計英語のさくらリンケージアカデミー主宰。ル…

Reina/上田怜奈

米国公認会計士(ワシントン州)。ビジネス・会計英語のさくらリンケージアカデミー主宰。ルクセンブルクにて法人経営。米イリノイ大学iMBA在籍。TOEIC 990点、英検1級取得。元政府機関通訳。 ブログHP: https://sakuralinkageacademy.com/

最近の記事

米バークシャーハサウェイの株主総会、ウォーレンバフェットと英語

2023年5月6日土曜日、ネブラスカ州オマハにて米バークシャーハサウェイのAnnual Meeting(年次株主総会、Annual Shareholders’ meetingとも)が開かれました。毎年世界中から投資家が出席しており、今年も5万人以上が集まりました。 ちなみに、カラフルで読んでいて楽しい、株主総会についてのShareholder Guideはこちら。 同社のChairman and CEO(会長兼CEO)であるウォーレン・バフェット氏と彼の長年の右腕でもある

    • 通訳をする際/英語を話す際に数字や単語の背景を知ること

      今日は通訳と私の過去の失敗についての話です。 大学を卒業し公的機関に通訳官として就職をした頃、通訳スキルのブラッシュアップのために通訳学校にまた通い始めました。 大阪での学生時代にも夜間、通訳学校に通っていたのですが、そこでは私は唯一の学生で、至らなさをよく先生に指摘されていました。大学を卒業してすぐ通訳の仕事に就くのはお勧めしない、なんの分野でもいい、会社に就職して、その分野での業務経験を積まないと、言語だけの、薄っぺらい人、人材になってしまう、とのことでした(これはあ

      • FedExの記事でコスト削減の英語表現を学ぶ

        米国の世界最大の総合航空貨物輸送会社、FedExのFY2023の第3四半期の決算が3月16日に発表されました。コスト削減と輸送費の値上げで決算発表後に株価が高騰したということなのですが、そのニュース記事とともに、今回多く使われている「コスト削減」に関する英語の表現を見ていきたいと思います。 また、個人的な、一消費者としての思い入れですが、現在西欧に住んでいるということもあり、FedExやDHLなど、民間の貨物輸送会社には多少割高でも非常にお世話になっています。日本では郵便も

        • ChatGPTとマイクロソフト、ビルゲイツの記事を英語で

          先日Twitterでも言及しましたが、ビルゲイツはOpen AIのGPTを1980年(GUI)以来の革命的な技術進歩だと述べています。 Microsoft founder Bill Gates says that OpenAI’s GPT AI model is the most revolutionary advance in technology since he first saw a modern graphical desktop in 1980. Chat G

        米バークシャーハサウェイの株主総会、ウォーレンバフェットと英語

          クレディ・スイス買収の記事を英語で

          幾度となく経営上の問題が取り沙汰されてきたスイスの金融大手、クレディ・スイスが深刻な経営難に陥り、国内のライバル銀行であるUBSが3月19日、30億ドル強で買収することに合意しました。 今日の記事では、英文ニュース記事でどのように説明がなされているかを単語やフレーズをピックアップしながら見ていきます。 以下3月19日のWall Street Journalより。 UBS Group AG agreed to take over its longtime rival Cr

          クレディ・スイス買収の記事を英語で

          著者の詳しいプロフィール

          noteにも私のプロフィールをまとめておきます(主にプロフェッショナル面について)。いったいどんな人が記事を書いているの??と気になった方はご覧ください。 上田怜奈(ウエダ レイナ) 米国公認会計士(ワシントン州) 「数字のストーリーを語る」 ビジネス・会計英語のさくらリンケージアカデミー主宰 ルクセンブルク法人 さくらリンケージインターナショナル社 代表取締役 会社HP(さくらリンケージインターナショナル社) 日本の政府機関で通訳/翻訳官としてキャリアをスタート

          著者の詳しいプロフィール

          音読トレーニングのフィードバックサービスのチケット

          ※こちらは、note記事「評価される!最強トレーニングとしての英語音読-転職・MBA留学面接、プレゼン、通訳(音読音声サンプル付)2480円」をご購入いただいた方限定の販売商品となります。 サービス内容:3分程度の事前録音された音読の評価+20分のZoom面談 ・事前録音はEメール(mp3ファイル)にてお送りいただきます。 ・事前録音の内容は以下(有料部分に公開)の「課題」か、ご自身で自由に選んでいただいたもの(ビジネスに関するもの、一般的な内容のもの。歌は不可)になりま

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          音読トレーニングのフィードバックサービスのチケット

          評価される!最強トレーニングとしての英語音読-転職・MBA留学面接、プレゼン、通訳(音読音声サンプル付)

          評価される英語音読ビジネス英語がどうしたらうまく「話せる」ようになるかーこの、学校英語から数段ステップアップするところが、難しいと感じている日本の学習者の方はとても多いのではないかと思います。自分の理想に近い形で話せるようになる、聞き手からもポジティブな評価を受ける―この「アウトプット」を実現するためのブレイクスルーだとか必殺技というと、よくお伝えしているのが「音読」です。 しかしながら、この音読、使いこなしてビジネス英語の有用な練習方法にしている人は案外少なく、自己流で何

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          評価される!最強トレーニングとしての英語音読-転職・MB…

          拙著「ビジネス英語の鬼100則」について

          新年あけましておめでとうございます!2022年10月17日に上梓した拙著、海外ビジネスの虎の巻!「ビジネス英語の鬼100則」はおかげさまで、すでに2回の増刷となりました (ちなみに本記事の写真は丸善丸の内本店で10月に撮影したものです)。 気持ちを新たに、新年から語学学習を開始される方も多いと思いますので、お役に立てるよう、この本について、対象者や内容について少し解説した後、こちらを使用した効率の良い学習法についてお話します。 対象者についてまず対象者ですが、ビジネス英語

          拙著「ビジネス英語の鬼100則」について

          仕事ではヨーロッパ/欧州との時差にどうやって対応する?

          ルクセンブルクで海外とのやりとりをしていると、特にテレカンにおいて各国との時差を感じます。 ルクセンブルクはフランスやイタリアと同じ時間帯で、日本との時差は冬時間で8時間、夏時間で7時間ほどルクセンブルクの方が遅れています。 対応可能な時間をきっちり伝える 冬時間だと、ルクセンブルク時間の朝8時が日本の16時にあたるので、日本とテレカンをしたりその日のうちにEメールに返信しようと思うと、最低でもその時間くらいからは仕事を開始する必要があります(ちなみに2022年5月現在

          仕事ではヨーロッパ/欧州との時差にどうやって対応する?

          米国iMBA・MOOCオンライン経営大学院受講ガイド

          2020年の8月から、それまでCourseraで単科コースを受講していた大学院、米国イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校のMBAに正式に入学し、現在3コース目です。 イリノイ大学のMBAは、MOOC(大規模公開オンライン講座)と世界で初めてタイアップしたオンラインMBAとして、生徒数が増え続けており、学費もすべて込みで$22,500(2021年1月現在)で受講することができます。コロナの追い風もあって、MOOCを利用したオンラインのMBAは国際的に活躍したいビジネスプロフェ

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          米国iMBA・MOOCオンライン経営大学院受講ガイド

          マネジメントへのレポーティングと管理会計の英語

          こんにちは。さくらリンケージインターナショナル CEO 上田怜奈です。 本記事は以前前身のさくらランゲージインスティテュートのブログに記載したものを、改訂し、転載したものです。 今回は、マネジメントへのレポーティングと管理会計の英語というテーマでお話します。 前半は、マネジメントへのレポーティングということで、社内の外国人のトップマネジメントへの報告/海外子会社が本社のマネジメントへ報告する場合、後半は管理会計の本を引用しながら、部門マネージャーへのレポーティングというイメ

          マネジメントへのレポーティングと管理会計の英語

          イリノイ大学iMBAプログラム(アーバナ・シャンペーン校)受験について/米国オンラインMBA

          はじめにこんにちは。上田怜奈です。 このたび、2020Fall期のイリノイ大学iMBAプログラムに無事合格することができましたので、後に受験する人のために、体験記を書くことにしました。 自分が受験のためにインターネットで検索したときには日本語の記事や日本人の人が書いた体験記がなかったため、あったらいいのにな、と思ったことと、別の大学のMBA受験体験記で参考になるものが多く、ありがたいな~と書いてくれた人に感謝の気持ちを抱いたので、自分も何かできれば、という想いです。 イ

          イリノイ大学iMBAプログラム(アーバナ・シャンペーン校)受験について/米国オンラインMBA