スマホゲームの基本操作の一環としてプレイデータの引き継ぎは当たり前となっています。引き継ぎの設定をしていない、バックアップをしていないという状態となると運営に問い合わせてプレイデータのサルベージ(プレイヤーIDの救出)を依頼しなければなりません。あちらもデータを探すための手がかりも必要となり、双方とも労力を使う事になるわけですね…

◇一般的な引き継ぎ

一般的な引き継ぎ方法は、引き継ぎIDを使う方法です。IDの入力やパスワードを求められるものの、PC版との共存時に必要となるので何気に重要です。

この引き継ぎIDは「タイトルメニュー内のデータ削除」または「サービス終了」をしない限りは残る仕様です。何回引き継ぎの作業を行なっても、OSの環境を跨いでも引き継ぎIDが変わる事はありません。しかし、パスワードを忘れると引き継げなくなるのでパスワードを忘れた場合は運営側に問い合わせる必要があります。IDが変らない仕様なので個人的にはGoogle Keepを使ってメモを取るのを推奨します。PC、Android、iOSとプラットフォームが変っても容易に移行が可能になります。メモとして記録をしたスクリーンショットをGoogle Lensに読ませる事で画像内のIDをテキストとしてコピーもできるのでそれも有効活用しましょう。この方法は複数でプレイデータを管理する方向けの方法にもなります。

メモ: 引き継ぎIDは、IDとパスワードを他者に教えたりSNSの公開はしてはいけません。プレイデータがそのまま盗まれてしまいますよ。(基本だけどね)

◇AppleID、Googleアカウントで紐付け

こちらは最近入ったパターンです。各アカウントのログインだけですぐに引き継ぎが完了する奴なのでサービス開始時から入れて欲しいとは思っていました。ですが、「AppleIDで紐付けた場合は、iOSデバイス環境だけ引き継ぎに限られます」もしもAndroidへ移行をする場合は引き継ぎIDで行なう必要があります。Googleアカウントはプラットフォームを問わず可能なのでそちらがオススメです。

メモ: アカウントでの紐付けは容易になる代わりにリスクが存在します。アカウントが何らかの規約違反でBANや停止を喰らった場合は、これらの方法は不可能になるので注意をしましょう。つまり紐付けしているゲームデータが全部飛ぶと考えてくれてOKです。各アカウントがもしもBANをされた場合は、引き継ぎIDの方法でデータを引き継ぐ事が可能です。

番外編: プレイヤーIDの確認

ヘブバンのプレイデータには一定の操作時にしか確認ができないプレイヤーIDというIDが存在します。引き継ぎIDとは異なり、これが簡単にユーザーの本人確認ができる物と考えて良いでしょう。このIDをしっかりとメモをしているなら万が一、引き継ぎIDを忘れてもほぼ確実に復旧が可能になる可能性があるのでこれもメモをしておくと良いでしょう。

プレイヤーIDを参照する事で運営がゲームデータをBANなどの制裁や補填や課金アイテムの取り消しなどを行なうのであろうと思います。

このプレイヤーIDを入力する欄がリアルな企画の応募時にあったので一応参考程度に見てください…「プレイヤーIDってどこ!?」ってなった人いるよ、多分。