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こころが、かわいてしまうから。

こんにちは、透花です。
ONLINEで開設予定のサロン『透花-touca-』始動までの、日々の活動や想いを投稿していくnoteです。

思考と、感性と。

『透花』で行うセッション(予定)

・アロマ瞑想&インナーチャイルドカードセッション
・アロマヨガ&ヨーガ・ニドラーセッション

を、やっと詳細まで具体的なカタチにしていくことができそうな今月です。ここまで来るのも、予想外に長くかかってしまって。それは、物事を始めるとき、私がこれまで思考に頼る傾向があったから。その方が、慣れているから楽だったんですね。

だけど、今回は『感性』が根幹にある世界。
感性やイメージでとらえたものを、具体的な手順・やり方に落とし込む時に、無意識に思考ばかり使っていたら・・・案の定、道に迷って最初からやり直し。

この回り道から学んだことは、思考と感性のバランス。これが今の自分には最も大切。
そのセンサーだけいつも磨いておけば、あとは
感じるまま、自然と起こることに任せて進むだけ。

と、そんなことをぼんやり考えながら夕食を作り、ふと我にかえってリビングの子どもに目をやると、娘は大好きな『サザエさん』を録画で観ながら、ひっくり返ったままのランドセル、帽子、水筒、脱いだ上着が散乱した床の上で、器用にそれらを飛び越えながら楽しそうに踊っているではないですか・・・

子育てしてると、ほんとうに「我が目を疑う」瞬間ばかりで驚きます(汗)
帰宅後、「ちゃんとお片付けしてからテレビ観てよー」と声をかけたまま、30分以上放置していた私もいけないのですが、さすがに早く片付けるよう、ピシャリとひとこと。それを聴いた娘、あんなに楽しそうに踊っていたのに、全身を怒りのあまり硬直させながら、私をにらんで

『こころがかわいてしまうから、そういう言葉はいわないで!』 と。

この子どもの一言に、目が覚める思いでした。

『こころがかわいてしまうから』

強烈に私の胸に飛び込んできた言葉。
あぁ、そんな表現、あったな・・・
でもそれは、大人が日常で使うにはなんだか大げさ過ぎて、小説や詩の世界の言葉のような気がしていた。でも、子どもにはそんなこと関係ない。
感じるままの素直な言葉だったのでしょう。
その繊細な感性、表現力に脱帽した瞬間でした。

感性全開で人生を楽しむ、それがほんとうの私たち

娘は、大好きなサザエさんを観ながら、その喜びと満足、楽しさを全身で踊りながら表現し、まさに感性全開で「今を」楽しんでいた。
そこへ、私が浴びせた心無いひとことによって、彼女の感性の扉は一瞬でバタン!と閉じてしまったのでした。

私は、みんなが自分自身の中の真実を感じ取り、その感性を磨いていくこと、そしてありのままの私たちの姿を思い出す空間を創りたいと思っていました。誰もが持っているその能力・感性を、「楽しみながら」思い出し、磨いていく。目の前の子どもは、すでにそのpowerに満ち、ありのままの自分でその瞬間を楽しんでいた。私の理想とする姿が、そこにあったのです。

私が彼女に投げつけたひとことは、自分自身がこれからやろうとすることを否定するエネルギーにあふれていました。

直後は、ショックでほんとうに言葉も出なかったけれど、子どもは自分の鏡。こんな大きな気づきをくれたことに感謝して、また明日から頑張ります。

本日もお読みいただきありがとうございました。
今日も皆さまにとって良い日となりますように!
感謝をこめて。

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