レイジーサンデーモーニング

言わずと知れたマルジェラの名作の香り。
拙い表現だけれど、春っぽいと思う。
ペンハリガンも良いのだけれど、やはり英国。
どことなく襟を正そうと"させてくる感じ"が少し気分じゃない。
僕にとって春とは、重たい上着から解放される季節。
もう少し気を楽に持てる感じがあっていて、その点で素晴らしい香水だと思う。

ラガブーリン

アイラを好んで飲むようになったのはいつからだろう。
何かを起点にして以前以後が区分されているようなものではなく、よくわからないうちに抜け出せなくなっていた、という感じがする。
多分、僕が初めて口にしたアイラは「ビッグピート」だったのかなあ。
あれも非常に美味しい。
今一番好きなアイラはラガブーリン。

君の名は

最近、Netflixで『すずめの戸締まり』を見た。
序盤から、些細な疑問が湧いて止まらなかった。
まず「ひょんなことから」が非常に不自然に作られている気がした。
女の子も、別に追いかけなければ良いのに、と思う。
あと、ハタチ過ぎた学生で”閉じ師”を名乗って、か言いながら日本を行脚している感じがイタい。
コンビニが1階に併設されている3階建てのコーポの一室で普通に教員資格を取ろうとしている学生が「かしこみかしこみ」とか言って日本を背負ってる感じが、いわゆる中学校2年生の匂いを漂わす。
「煉獄さん」がそういえば20歳だったなと思い出す。
別に煉獄さんはイタクくないけど。
そこで気になるのが、「じゃあなぜそうしたのか？」という点。
結論、変にフィクションにせず、リアルから逃げずに震災に向き合いたかったのかな、と。
最終的に物語は「圧倒的に”正しい”メッセージ」で幕をとじる。
改めて、『君の名は』の作品って素晴らしいなと思った。
最近、作業用BGMとして画面を見ずともループで再生している。
逆にいえば、BGMにできてしまうくらい、澱みのない完成度の高い作品なのだろう。
確かに、『すずめの戸締まり』をBGMにすることはできない。

坂道アイドル写真集のXのコメント欄

「初のランジェリーカット！」
「水着姿が眩しい！」

そんな感じのキャプションと共に載せられた露出度高い坂道アイドルのXでのポストを見るのが好きだ。

正確にはそのコメント欄、是非見てみてほしい。
画像付きツイートが面白い。
というか、コメント欄は、もはや水着をお題にしたipponグランプリと化していて、本来の投稿とはまるで違う世界が広がっている。
もはや彼らは興奮してないでしょうね。
「おもしろ」を狙っているとしか思えない。